プロジェクトHudson日本語コミュニティ開始?
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開発者の皆様、Hudsonってご存知ですか?
Hudsonは継続的インテグレーション(Continuous Integration)のツールです。
「継続的インテグレーションって何?」と初めて聞く方もいらっしゃるかと思いますので、少しだけかんたんに
説明をすると、今まで中規模から大規模の開発を行う際に、Ant,Mavenといったビルドツール、CVS,Subversionと
いったバージョン管理ツールそれぞれを独立して使用してきたと思います。このHudsonを使用するとこういった
ビルドツールとバージョン管理ツールの連携等がかんたんに実現できるようになります。
たとえば、ある開発者の方がソースコードをコミットしたとします。するとコードが
コミットされた直後に自動的にビルドを実行して実行結果をメールで飛ばすなんて事ができるようになります。
それ以外に、テストツールとの連携や、インスペクションツールとの連携もできるようになります。
また、ビルドした結果をテスト用のサーバに自動的にデプロイしてくれるようになったりします。
小規模な開発環境では少ない人数でコード管理、ビルド管理等を行うのでなんとかなるかもしれません。
実際、このようなCIのツールがでてくるまでは、中規模から大規模な環境でもそうされてきたでしょう。
しかし、今後このようなCIツールを利用する事により、中規模から大規模なシステム開発においては、
非常に重宝するツールです。実際に、GlassFishやJBossの開発においてこのHudsonは使われています。
開発者の皆様、是非御使いください。
Hudsonの開発者の中には、US Sunの川口さんの他、
最近、今井さんという方もコミッタとして
参加されているようです。
こういった日本人のコミッタがいるおかげ?!か、既にマルチリンガル版に対応しており、
起動をすると下記のように日本語の管理画面が表示されます。
また、最近になって日本語でやりとりができるメーリングリストも作成されているようで、
ja@hudson.dev.java.netのアドレスから参加できるようです。
それ以外にも、feed://feeds.feedburner.com/HudsonBlogs-jaで日本人ブロガーによる情報が提供されています。
是非、日本の開発者の方もHudsonを使ってください。
Hudosonについての過去投稿された記事等
● 川口さん
● cactusmanさん
● 高井さんより
WEB+DB Vol 41(2007) Java カウボーイプログラマの実験室 第3回
● 岡崎さんのHudson NetBeansプラグインの紹介
● InforQ: HudsonとFindBugsを用いた継続的インテグレーションとコードインスペクション
Entry filed under: Application Server/GlassFish. Tags: Hudson.