GlassFish v3 TP2に関するドキュメント
今日は、JJUGのイベントでJRubyとJythonに関するセミナーが用賀で
開催されました。
JJUG クロスコミュニティ JRuby と Jython
講師の高井さん、西尾さん共にとても面白いプレゼンで、JRuby,Jythonについて
とても分かりやすく紹介して頂きました。
お客さまからSunはJRubyとJythonどっちを押していくの?という質問を
頂きました。
SunはJRubyもJythonも、それだけではなく、Grails,JavaScript,Phobosといった
スクリプティング系の言語サポートを今後も積極的に進めていきます。
そして、GlassFishでこれらをサポートして行きます。
実際に、GlassFishのサブプロジェクト中に、GlassFish Scripting Supportプロジェクトが
立ち上がっておりこちらで進められています。
今まで、アプリケーションサーバというとJava EEの実行環境として見られていましたが、
今後は、Java EEも動かす事のできるマルチ言語に対応したエンタープライズサーバとして
GlassFishは進化して行きます。
今後、Javaはプログラミング言語としてだけでなく、実行環境として
Ruby,Python等の他のプログラミング言語も動作させる事ができるようになります。
これによって、各言語のEoDで優れる所と、Javaの既存資産を融合して生かしたり
さらには、JavaVMが持つ高パフォーマンスやJMX等の管理機能を使う事で、
他の言語が持つ利点とJavaが持つ利点を存分に発揮する事ができるようになります。
実際、内部ではJRubyのエンジニアとJythonのエンジニアは今共同して作業をしています。
JRubyで培った技術をJythonで取り入れたり、その逆もあるようです。
JRubyとJyghonどちらかを推進するというより、どちらも推進して行くというのが正しいかと思います。
ところで、やっと本題のタイトルについてですが、
今日docs.sun.comを覗いた所、GlassFish v3に関するドキュメントが一部
アップされている事に気付きました。
全てのドキュメントを確認していませんが、GlassFish v3を先行して
触って頂いている方には色々と参考になる部分があるかと思いますので、
v3を触っている方は是非、下記のドキュメントも参考にして頂ければと思います。
GlassFish v3 Technical Preview 2 Document
GlassFish v3 Application Server Release Notes
GlassFish v3 Application Server Quick Start Guide
GlassFish v3 Application Server Administration Guide
GlassFish v3 Application Server Application Deployment Guide
GlassFish v3 Application Server Developer’s Guide
RESTful Web Services Developer’s Guide
Getting Started With JRuby on Rails for the GlassFish v3 Application Server
Getting Started With Project jMaki for the GlassFish v3 Application Server
GlassFish v3 Application Server Reference Manual
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