Archive for 2007年6月25日
高パフォーマンスで信頼できるWeb Proxyソリューション
弊社のSun Fire T1000, T2000等は非常に優れたパフォーマンスを
発揮するサーバ製品として良く知られています。特にWeb Serverや
Application Server等に対する用途として非常にマッチする事も
知られています。
今回、Web ServerやApplication Server以外にProxy Server
(実はHTTPのハンドリング等の部分はWeb Serverのコードを使用)
でも非常に優れたパフォーマンスを発揮する点をレポートに
まとめた資料がリリースされましたので報告します。
この資料の中には、Proxy Serverのベンチマークテストで良く使用されている、
Web Polygraphでの結果も記載されていますので、参考になるかと思います。
是非、一度御確認いただければと思います。
Sun’s High-Performance and Reliable Web Proxy Solution
上記資料によると、PolygraphというProxy Serverのベンチマークツールを
使用し、Sun Fire T2000でProxy 1インスタンスあたり、8000 req/secまで
スケールしています。(その際のコンテンツサイズは13Kbです。)
ただし、Sun Fire T2000で8000 req/secが最大なのかというとそうではありません。
その際のCPU使用率は20〜30%しか使用しておらず、
Proxy Serverに対する要求を8000 req/secまでいくとNIC(1GB)の限界に達し
(Network Utilizationが100%)、それ以上を処理できないというのが本当の所です。
Sun Fire T2000にはデフォルトでGigabit Ethernetのポートが4つ付いていますので、
T2000を効率的に使用する為には、Solaris 10の仮想化技術(zone)を使用し
zone毎にProxyをインストールする事でSun Fire T2000上では8000req/sec以上の
処理ができるという事が言えます。
Polygraphによるベンチマーク結果