Archive for 9月, 2015

InfoQ の記事に対する私のコメントのまとめ


「オラクルがJavaエヴァンジェリストを追放」 という記事が、2015年9月14日 InfoQ 様から掲載されました。

( 9月16日 該当記事の日本語翻訳の指摘箇所は翻訳者様によって修正されました。)

当初、Twitter や FaceBook で自分の見解を書いていましたが、私のツイートがリツィートなどで拡散されるに従い、記事の全てがウソというような内容に変わっていたりしました。それはそれで違いますので、該当記事に対する私のコメントを改めて下記にまとめます。下記意見はすでに InforQ の該当ページでも伝えています。

また、ご理解いただきたいのは、本記事の内容は、InfoQ 様、執筆者様、翻訳者様を叩くとか否定したいわけでは決してなく、事実は事実として正しく伝えていただき、事実とは異なる箇所は正しく修正していただきたいと思い記載しました。そして、InfoQ の運営者様の皆様、翻訳者様には、ぜひ今後も有用な情報を発信していただければ誠に幸いです。

まずはじめに、私はすでに外部の者となったので、必要以上に O 社を擁護するつもりはありません。実際に、Java エバンジェリスト(Java SE, JavaFX 関連のエバンジェリスト)のレイオフをしたのは事実ですし。それはとても悲しく残念なできごとです。(Java EE 系のエバンジェリストは残っています。)

それを前提に、該当記事の問題点を書きます。
この記事はオリジナルの文章の問題と翻訳の両方に問題があると考えています。

まず、タイトルですが原文記事は下記になっています。「Oracle Cutting Java Evangelist Staff」このタイトルが「オラクルがJavaエヴァンジェリストを追放」となっています。追放というのはかなり厳しい表現ではないでしょうか?
この「追放」という内容に関して、Cameron Purdy 氏は自身のコメントで「追放ではない」と意見を寄せています。
http://www.infoq.com/news/2015/09/oracle-purges-java-evangelists

Some corrections
Sep 10, 2015 08:00 by Cameron Purdy
First, I think it’s appropriate to call it a “lay-off” and not a “purge”. There was a lay-off last week, and a number of people affected in the lay-off were (IIRC) previously classified as Java outbound product managers (what we tend to call “Java evangelists”). However, from the number of people I know who were affected by the lay-off, the lay-off was not targeted at this group specifically.

Second, while their work was still somewhat related to the promotion of Java technology, I believe that some (most? all?) of those named had already been moved to positions focused on promoting the Oracle cloud services, including the Oracle Java Cloud Service (see cloud.oracle.com and look under the “Platform” tab.) Previous to this, they had been part of the Java SE organization.

My own “dismissal” occurred over a month ago, and was not part of this lay-off. I had voiced some significant differences of opinion with the executive management of the company, and in turn they felt that I should spend more time with my family. I don’t think it appropriate to offer additional details on the topic, because despite any substantive disagreements that I voiced, I do not have any ill will toward the company, and do not want to say anything that would undermine the work that I and my team did for the eight years that I was part of Oracle.

Peace,

Cameron.
My opinions are my own and may not be the same as .. oh, never mind.

また、and are expected to continue the purge. の部分の訳の問題点ですが、
「更に追放を続けると発表したのである。」と訳されています。

>筆者が予想することと (Author が expect)
>会社が発表したこと (Company が announce)

には大きな違いがあります。

仮に、今後もJava系技術者のリストラを続けることを「会社が発表した」のであれば、今後の Java テクノロジーに対してとても大きなニュースで、会社の株価にも影響するでしょう。それと1個人が予想しているというのは大きく違うと思います。個人の予想はあたるかもしれないですし、はずれるかもしれません。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.infoq.com/jp/news/2015/09/oracle-purges-java-evangelists
これに対し実際に、上記を信じた方のツィートを、はてなブックマークなどで確認すると「Java 自身を使うのが不安とか、Javaがダメになっていくのでは」というような、反応をお持ちの方がいらっしゃいました。O社は追加のレイオフに関しては一切何も伝えていません。この間違いは、決して会社のイメージうんぬんだけではなく、Javaコミュニティ、Javaの将来にも大きな影響を与える、とても大きな間違いと思い指摘させていただきたいです。

また、原文側にも色々と指摘したい点があります。
グプタさんは追い出されわけでもありませんし、ご自身のご判断です。
ナンディーニさんも、彼女が追い出されとは「私は」直接彼女から聞いていません。彼女からは直接、離れる事は難しい判断でしたと伺ってます。さらに、Sun時代ならまだしも、O社になった後のナンディーニさんを表現するのに、JavaFXエバンジェリストと記載されています。これは間違いです。確かに Sun 時代の JavaOne で JavaFX のデモをなさったりしていますが、エバンジェリストの肩書きではありませんでした。O社時代の彼女を正しく表現するのは Vice President かと思います。
また、ベテランのジムがサンに勤めたのは15年ではなく、3年ほどです。彼の LinkedIn を確認すらばわかります。
さらに、「技術系エヴァンジェリストは最難関の産業技術試験を受けなければならず」とは実際にはなんの試験でしょうか?その存在を私は知りません。

このように、翻訳だけでなく原文にも色々と問題があります。

特に、こういう過激なタイトルや内容を記載されるのであれば、それなりに裏取りをして、しっかりと書いて頂きたいです。過度に不安をあおるような内容が、影響力のあるメディアから出るのはとても怖いことです。事実は事実として伝えていただきたいと感じています。私が理解している事実は、「O社がレイオフした」事です。そして Java コミュニティにとって、そのニュースは悲しく残念なでき事でした。

最後に、O 社には、いち Java コミュニティのメンバーの一人として期待したいと思います。今後も継続して Java コミュニティを大切にしJava に対して継続して投資を行っていただきたいと思います。

2015年9月16日 at 11:48 AM

Mac 版 Minecraft を Java SE 8 で起動させる方法のご紹介


Mac 版 の Minecraft は https://minecraft.net/store/minecraft から Minecraft.dmg として入手できます。入手したファイルをダブルクリックしてください、すると下記の画面が表示されます。

次に、「Minecraft」のアイコンをドラッグ&ドロップで「/Applications」にコピーしてください。コピーした後、アイコンをダブルクリックして起動すると、下記のメッセージが表示されて起動できません。



“Minecraft” を開くには、以前の Java SE 6 ランタイムをインストールする必要があります。
以前の Java SE 6 のダウンロード Web サイトにアクセスするには、”詳しい情報…”をクリックしてください。


もちろん、Java SE 6 のような、とても古い Java SE はインストールしたくありません。

そこで、Java SE 8 で Minecraft を起動させる方法を下記にご紹介します。

※ 私の説明内容は、基本的にはコチラの記載内容に従い日本語化したものです(直訳ではありません)。オリジナルでは Java SE 7 用に記載されていますが、Java SE 8(JDK 8u60)で動作確認しています。また、オリジナルの動作確認は Mac OS X 10.7.3 で確認してますが、私は Mac OS X 10.10.5(Yosemite) で動作を確認しています。

まず、最新の JDK 8 を Oracle サイトのコチラから入手し、別途インストールをしてください。

次に、「/Applications」にコピーした「Minecraft」をマウスの右クリック(2本指をパッドにおいてシングルクリック)してください。右クリックするとメニューが表示されますので、そこで「パッケージの内容を表示」を選択してください。

選択すると「Contents」ディレクトリが表示されるので、ディレクトリを展開してください。

すると「Info.plist」というファイルが存在しています。

このファイルの内容はテキストファイル( XML ファイル)ですが、これをテキスト・エディタで開いて、内容を下記に書きかえてください。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist SYSTEM "file://localhost/System/Library/DTDs/PropertyList.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>CFBundleDevelopmentRegion</key> <string>en</string>
<key>CFBundleName</key> <string>MinecraftLauncher</string>
<key>CFBundleVersion</key> <string>1.0.1</string>
<key>CFBundleShortVersionString</key> <string>MinecraftLauncher 1.0.1</string>
<key>CFBundleExecutable</key> <string>LaunchGame</string>
<key>CFBundlePackageType</key> <string>APPL</string>
<key>CFBundleSignature</key> <string>????</string>
<key>CFBundleGetInfoString</key> <string>MinecraftLauncher 1.0.1 © Mojang Specifications, Inc, 2013</string>
<key>CFBundleIconFile</key> <string>favicon.icns</string>
<key>CFBundleAllowMixedLocalizations</key> <true/>
<key>CFBundleInfoDictionaryVersion</key> <string>6.0</string>
<key>CFBundleIdentifier</key> <string>com.Mojang Specifications.Minecraft.Minecraft</string>
<key>LSHasLocalizedDisplayName</key> <true/>
<key>CFBundleDisplayName</key> <string>Minecraft</string>
<key>NSHighResolutionCapable</key> <true/>
</dict>
</plist>

次に、「/Applications/Minecraft.app/Contents/MacOS/」 のディレクトリに移動してください。そこで「LaunchGame」 というファイルを新たに作成し、下記の内容を記載してください。ファイルの作成はターミナルからviコマンドなどで作成して頂いてもいいですし、標準のテキストエディタをご利用頂いてもいずれの方法でも結構です。

#!/bin/bash
SCRIPTPATH=$(cd $(dirname $0);pwd -P)
/usr/bin/java -Xdock:icon="$SCRIPTPATH/../Resources/favicon.icns" -Xmx512m -jar "$SCRIPTPATH/../Resources/Java/Bootstrap.jar"

次に、この「 LaunchGame」に実行権限を与えてください。ターミナルを開き該当のディレクトリに移動した後、下記のコマンドを実行してください。

# chmod 755 LaunchGame

以上で設定は完了です。

最後に、Minecraft を起動しますが、そのまま「Minecraft」のアイコンをクリックして起動すると下記のメッセージが表示されます。

そこで、Minecraft.app を右クリック(2本指をパッドにおいてシングルクリック)して、「開く」を選択してください。

すると、下記の画面が表示されますので、「開く」ボタンを押下し Minecraft を起動します。

※ 一旦、起動して終了した後は Minecraft のアイコンをクリックするだけで起動するようになります。

Linux 版 Minecraft を利用する方法

最後に、上記のやり方と違う方法もご紹介しておきます。
毎回コマンドから実行するのが苦痛でない方は、Linux 版の Minecraft.jar ファイルを入手してください。下記のコマンドでも起動できます。

# java -Xms1G -Xmx1G -jar Minecraft.jar

設定ファイルを編集したりファイルを作成する事なく、実行できますので、コマンドが好きな方はコチラをオススメします。

Let’s enjoy Minecraft on Mac OS/X !!

2015年9月2日 at 1:10 AM 2件のコメント


Java Champion & Evangelist

ご注意

このエントリは個人の見解であり、所属する会社の公式見解ではありません

カレンダー

2015年9月
« 7月   10月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

カテゴリー

Twitter

clustermap

ブログ統計情報

  • 911,912 hits

Feeds