Archive for 11月, 2007
GlassFishの導入実績(事例)
先日は、JavaのホットトピックセミナーでGlassFishについて発表しました。
多くの御来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
昨日使用したスライドは別途アップデートを行いますので暫く御待ちください。
ここから取得
それにしても今月はイベントが目白押しです。
昨日のセミナーを併せて既に3回のイベントがあり、
(週1ペース)来週も1つ(2つになるかも)予定が入っております。
そのどちらに行っても、直接御話しをさせていただいた方の
多くの皆様に興味を持っていただいた事を肌で感じとてもうれしく思っております。
さて、先日のセミナーの最後に頂いたアンケートの中で、
GlassFishに関する実績についての問い合わせを何名かの方から頂きました。
「それはGlassFishの実績についてです。」
確かに、認知度と共に実績もTomcat等と比べて少ないのが現状です。
あるイベントで「Sunさんアプリケーションサーバ作っていたんですか?」
と少し悲しい (T_T) 御意見を頂きました。
まだまだ認知されていないのですが、でもGlassFishは本気です。
今までJavaEEの仕様を決めていたような、Sunの優秀なエンジニアが
直接このプロジェクトに参加しより良いプロダクトに仕上げようとしています。
また、オープンソースにした事により数多くの優秀な外部エンジニアの皆様から
協力が得られています。
実際、Grizzlyのサブプロジェクトでは日本のエンジニアである
高井 直人さんが貢献者としてGrizzlyの
プレゼン等でも紹介されています。
(まだ直接御会いした事がないので、御会いしたいのですが。)
さて、前置きはこの位にして、御質問に対する回答ですが、
まず、管理画面の完成度等を見てください。
ぽっと出てきたばかりのアプリケーションサーバではありません。
元々、GlassFishはSun Java System Application Server 8.xを
ベースとして作成されたアプリケーションサーバなのですが、
このバージョンでも日本で多くの導入実績があります。
(会社名が現時点で出せないのが残念ですが。)
そして、GlassFIshでの導入実績も着実に増えつつあります。
この前紹介させて頂いたJRubyの実行環境として
GlassFishを御選択頂いた例の他、
大学等の研究機関で採用して頂いている話も伺っています。
それ以外にも、http://blogs.sun.com/Stories/では海外での導入事例も報告されています。
この中で特に興味深いのは、イタリアの銀行業務システムの稼働環境として
GlassFish v2が採用された事例です。
少しずつではありますが、着実に導入実績が増えてきています。
最後に、一つ面白いサイトを御紹介します。
これはGoogle Mapを使用した世界中のGlassFish使用者の分布なのですが、
使われているエリアは赤い丸がついています。
面白いサイトですので是非一度ご覧下さい。
まだまだ、これからですが着実にユーザ数を増やしているGlassFish、是非皆様も
御参加ください。
GlassFishに関するセミナーの御紹介
今日Web 2.0 Expoが無事終了しました。
Sun Microsystemsのブースに御来場頂いた皆様、
本当にありがとうございました。
さて、今月はイベントが目白押しの1ヶ月でありますが、
来週水曜日に、弊社神宮前オフィスでGlassFishに関する
大特集セミナーを開催する事になりました。
今旬のGlassFish是非御堪能ください。
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ミニセミナー『今月の 2 時間で学ぶ Java Hot Topic(11月号)』のご案内
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サンの Java のエバンジェリストが、毎月ホットな話題を選んでお届けするミニ
セミナーです。ちょうど1周年の今回は会場を変えて、ちょっと広めの神宮前か
ら「GlassFish 大特集」をお届けします。もちろん、いつものようにパズルの
コーナーもお楽しみ頂きます。
みなさま、奮ってご参加下さい。
【開催概要】
■ 今月の 2 時間で学ぶ Java Hot Topic(11 月号)
■ 日程 2007 年 11 月 21 日(水)
18:00 開場、18:30 セミナー開始、20:30 終了予定
■ 会場 サン・マイクロシステムズ株式会社 神宮前オフィス
http://jp.sun.com/company/aboutsun/map/map_jingumae.html
■ ご注意:セキュリティ上の理由により7時以降は入場できません。また、いつも
の用賀オフィスではありませんので、場所を確認の上、ご来場下さい。
■ 費用 無料(事前登録制)
■ 主催 サン・マイクロシステムズ株式会社
■ お申込み
下記 Web にて申し込み下さい。
http://jp.sun.com/company/events/2007/000088.html
* 定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
■ お問合せ先 Java ホットトピックセミナー事務局
hottopics-seminar-japan@sun.com
* 講演内容および講師、時間割、会場など変更になる場合がございます
ので最新情報をご確認ください。
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【プログラム】
1) 「今が旬の GlassFish !!さばき方紹介します。」
Java エバンジェリスト 寺田 佳央(てらだよしお)
大特集の前半では、「最近 GlassFishってよく聞くけど、何だろう?」という方
を対象に、最新版の GlassFish v2 を、特に新しくサポートされた機能を中心に
お話します。いつものように「かんたんに、ただで、楽しく」をモットーに、あ
んな事もこんな事もできるGlassFishのさばき方をご紹介する予定です。
2) 「今が旬の GlassFish!!試食していただきます。」
Java エバンジェリスト 荻布 真也(おぎのしんや)
GlassFish は業界初のJava EE 5 アプリケーションサーバとして登場し、その後
JRuby, jMaki, Comet といった新しいテクノロジーの牽引役をつとめています。
後半ではこれらを中心としたデモをご紹介します。また、セットアップの方法も
合わせて紹介しますので、ご自身のマシンをこの機会に GlassFish マシンに変
えてみませんか。GlassFish は以下のコミュニティサイトで開発されています。
http://glassfish.dev.java.net/ja
JRuby on GlassFish
今年の、Mash Up Awardに受賞いただいた、よういちろうさん
私もSun Tech Daysに行っておりながら、業務(ブース)の都合で
Mash Up Awardの受賞式&講演に参加できませんでした。
そこで、よういちろうさんのブログを拝見していた所、なんとその受賞された「こみゅすけ」を
GlassFishで動かしていただいているではありませんか。
それも、結構簡単に動かせたとの記事を拝見させて頂きました。
こみゅすけをJRuby on Glassfishに移行!
このように既存のRubyアプリケーションを簡単にGlassFish上で使えるが使える事を
御伝え頂きうれしい限りです。
Web 2.0 Expo GlassFishブース
Sun ソフトウェア最新情報アップデートでも
御紹介頂きましたが、来週 Web 2.0 ExpoにSunもプラチナスポンサーとして
参加します。
また、展示会場ではGlassFishについてブースも用意致します。
Web 2.0 Expoに参加される方は是非ブースの方にも御立ちより下さい。
GlassFish v3のスケジュール決定
先日、Sun Tech Daysが終了しました。
イベントに参加頂いた方、またブースに御越し頂いた皆様
本当にありがとうございました。
さて、GlassFish v2がリリースされたばかりですが、
次期バージョンである、GlassFish v3に関する
スケジュールが決定された見たいです。
2007/11/09現在のGlassFish v3のおおまかな
スケジュールは下記のURLに記載されていますが、
GlassFish v3のスケジュール
ざっくりと説明しますと、来年のJavaOne 2008 SanFranciscoに併せて
GlssFish v3のテクニカルプレビュー版がリリースされる予定です。
Tech Preview 2 04/28/08 04/28/08 TP2 release
また、実際にリリースされるのはその1年後の2009年4月に
なる予定のようです。
Final Release 04/06/09 04/06/09 Final Release
すこしずつ、見えてきたGlassFish v3も是非御楽しみにして下さい。
GlassFishのブース in Sun Tech Days 2007
先日の片貝さんの御紹介の通り
今日はSun Tech DaysのGlassFishのブースにて説明員をさせて頂きました。
今日は、非常に多くの御脚様にGlassFishについて御興味を持って頂き、
また非常に多くの御客様等と出会う事ができ非常に有意義な時間を過ごしました。
今日、GlassFishのブースに立ち寄って頂いた方、本当にありがとうございました。
直接御話しをさせて頂いた方に対しては熱くGlassFishのすばらしさについて
少し説明させて頂いたかと思いますが、まだまだ説明不足と思っております。
明日も本日同様GlassFishのブースにおりますので、是非御越し頂ければと思います。
仮に業務上の御都合で明日も御参加いただけない方につきましては、
また今月末にJava Hot TopicセミナーでGlassFishに関する集中セミナーを行う予定です。
仮に御都合の付かない方につきましては、是非そちらに御越し頂ければと思っております。
明日1日もGlassFishブースで説明員を行っておりますので是非、Feel Freeで御越し頂ければと思います。
GlassFishのアップデートセンター
さて、GlassFishには本当に色々な機能がありますが、
アップデートセンターの機能がある事はご存知でしょうか?
今日は、GlassFishのアップデートセンターについて紹介します。
【アップデートセンターの実行方法】
GlassFishのアップデートセンターは下記のように
インストールディレクトリ配下に存在する、
[ $APP_INSTALL/updatecenter/bin/updatetool ]を実行します。
appserver1 > /sun/SUNWappserver91/updatecenter/bin/updatetool ; |
すると下記のような画面が表示されます。

タブの[ Available Software ]には、アップデート可能なソフトの一覧が
表示されます。2007年11月05日時点で下記のソフトがアップデート可能に
なっています。
● Web Technologies
ー JMaki 1.0
ー Jersey 0.2.1(RESTful Web Services)
ー Phobos 0.5.11
● JRuby on GlassFish 1.0
● Social Software
ー Weblog Server for GlassFish 1.0 Early Access 1
● Composite Applications
ー Open ESB Blueprints 1.0
ー Open ESB V2 Preview 3
● Identity
ー Access Manager 7.1 Patch 1 EA
ー Access Manager Blueprints 1.0
● Java EE 5 API Documentation
● Java EE 5 Samples
● Java EE Blueprints
● Portal
ー Portlet Container
ー Portlet Container Blueprints
ー Web Services for Remote Portlets
● Java EE 5 Tutorial
さて、ここで、GlassFishのアップデートセンターの生い立ちについて説明します。
実は元々、NetBeansのアップデートセンターを元に作られました。
そして、これは新規コンポーネントの追加や、既存コンポーネントの更新を自動的にできるツールとなっています。
また、開発者や管理者の方は新規コンポーネントや既存コンポーネントの利用が
可能になった時に、利用可能になった通知を受け取る設定も可能になっています。
[ Notify me when new updates or software are available ]

さらには、GlassFishの核となるコンポーネントに対するパッチ等を取得する事も可能です。
【開発者向け】
開発者の方たちはGlassFishのアップデートセンターに対する
自動チェック機能を有効にする事で最新のモジュールを即座に利用
する事が可能です。
【管理者向け】
取得するコンポーネントやパッチは、GlassFishのオリジナルサイトからのダウンロード
しなければならないわけではありません。
自分独自のアップデートセンターサーバを作成し、必要なファイルのみを配布する事も可能です。
これができる事により、例えば社内に多くのアプリケーションサーバを
抱えるような環境では、複数のアプリケーションサーバに対してシステムの
更新が非常に容易になります。(例:テスト用のアプリケーションサーバ1台に
更新モジュールを入れ様々なテストを行った後、一斉に他の残りのサーバに
対する更新も可能になります。)
独自サーバを作成する為にはサーバ側で、特定のディレクトリ構造を作成する必要が
ありますが詳細は下記のURLを御参照ください。(別途サーバの作り方を紹介します。)
GlassFishアップデートセンターの詳細
最後に、アップデートセンター機能の今後についてですが、
将来的には下記のURLに記載されていますが、アップデートセンターは
単にGlassFishのアップデートセンターとしてだけではなく、他の
ミドルウェアのアップデートも可能になるようです。
つまりアップデートセンターは将来的により汎用的に使える事になるんですね!!
アップデートセンター2.0
Update Center shipped with GlassFish and other middle-ware should offer uniform user experience. For
example, using the update center shipped with GlassFish, it should be possible to install other middle-ware
softwares that are part of SWI (Software Infrastructure) and vice-versa.
背景が透明なGlassFishの画像(GlassFish Image with transparent background)
仕事がらプレゼン資料を作成したりするのですが、
GlassFishの画像って、今までのは全て背景が白色になっていて、
何故か、背景が透明な物がありませんでした。
そこで、GIMPを使ってちょこっと背景を透明の
GlassFish画像を作ってみました。
ここから取得(Download Here)
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これ作るとなかなか便利で、下の技術情報アーカイブの
所のGlassFishの画像のように透過画像なので背景に
なじみます。
おかげでこんなプレゼンのタイトル画面もできました。

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I made a GlassFish image file with transparent background.
Because I tried to find the GlassFish Image with transparent background .
However , I could not find it . So I made it by using GIMP .
If I used this file on presentation tile , it became cool (a little bit ).