Archive for 4月, 2008
JJUG クロスコミュニティカンファレンスのアップデート情報
さて、4/30にJJUGのCCCで発表することは以前にも
御伝えしましたが、発表する内容が固まってきました。
JJUG Cross Community Conference
今回は開発者向けのイベントですので、開発者に
対するメッセージが出せればと思い新たに資料を
書きおこしました。
ですので、今まで聞いて頂いた方も是非御都合があえば
御越し頂ければと思います。
概要を紹介しますと、タイトルが
「GlassFishで一歩進んだ開発をしてみませんか」ですので
一応ざっとどのようなアプリケーションを作成、動かすことが
できるのかについて紹介したいと思います。(約10分程)
#この前半部分は、今まで聞いたことのある方は重複する
#内容になるかと思います。
前半が終わった後残りは、Grizzly祭りにしようと思っています。
対象として聞いて頂きたい方は、下記のような方に聞いて
頂ければ幸いです。
● Cometのアプリケーションをかんたんに作成したい方
● C10K(クライアント1万)問題について知りたい方
● Java NIOのnon-blocking I/Oについて知りたい方
● 何故GlassFish/Grizzlyの実装が先進的か知りたい方
● GlassFishのHTTPのハンドリング部分を詳しく聞きたい方
● Java New I/Oでサーバプログラムを記述する方が参考にされる場合
一歩進んだ開発ということでは、
Cometのサーバ側のアプリケーションをかんたんに
POJOで実装できるようになる、Grizzletについても紹介
したいと思っております。
また、若干こじつけですが、Grizzlyの実装から
Java New I/Oでサーバプログラムを実装する際の注意点の紹介と
いかにしてGrizzlyが対応しているのかについても若干紹介します。
PS.
今回来て頂く方は、Grizzlyのソースコードをどこから見て行けば
よいのか指針が得られるのではないかと思います。
また今回、アプリケーションサーバの管理系については一切
説明いたしません。
管理者の方は今回対象としておりませんが、
仮にGrizzlyのソースコードから原因究明等を
将来的に行いたい、もしくは内部実装を知りたいという方は
是非、御越しいただければと思います。
GlassFishダウンロード
java.netへの登録とGlassFish MLへの登録方法
先日、GlassFishのwikiサイトの翻訳プロジェクト開始に
ついてアナウンスさせて頂きましたが、
現在、色々な準備を行っています。
日本語でディスカッション可能なメーリングリストとして
discuss_ja@glassfish.dev.java.netが存在します。
この翻訳プロジェクトで上記のメーリングリストを
使用することに致しました。
今日は、discuss_ja@glassfish.dev.java.netのメーリング
リストへ参加する為の手順について紹介します。
手順が多くてすいません。(^_^;)
手順1: java.netアカウントの登録
手順2: ユーザ名とメールアドレスの登録
手順3:登録メールの確認
手順4:パスワードの登録
手順5:ログイン状態の確認
手順6:メーリングリストのページへ移動
手順7:discuss_ja@glassfish.dev.java.netの購読
手順8:購読の確認1
手順9:購読の確認2
手順10:空メールの送信
手順11:メーリングリスト購読完了
手順1: java.netアカウントの登録
まず、はじめにjava.netのアカウントを作成して
頂く必要があります。java.netのアカウントは
下記のURLにアクセスして作成します。
https://www.dev.java.net/servlets/Login?cookieCheck=on
上記のURLにアクセスすると下記の画面が表示されます。
ここで、「アカウントの登録」のリンクを押下してください。
手順2: ユーザ名とメールアドレスの登録
「アカウントの登録」リンクを押下すると下記の画面が表示されます。
ここで、「ユーザ名」と現在御使いの「メールアドレス」を記入して
「登録」ボタンを押下してください。
手順3:登録メールの確認
「登録」ボタンを押下すると、入力したメールアドレスに対して
下記のようなメールが送信されます。
メール中に記載されているURLにアクセスして下さい。
手順4:パスワードの登録
メールに記載されているURLにアクセスすると下記の画面が表示されます。
ここに、アカウントに対する「パスワード」を入力して「パスワードの変更」ボタンを
押下してください。
※ 文字化けは無視してください。(^_^;)
手順5:ログイン状態の確認
「パスワードの変更」ボタンを押下すると、java.netに自動的にログインされます。
画面右上に、作成したアカウントでログインされているか確認してください。
「例:Logged in yosshi2008」
手順6:メーリングリストのページへ移動
java.netにログインされた状態で、GlassFishのサイトへ移動してください。
https://glassfish.dev.java.net
移動した後、画面右のメニュー中より「Mailing Lists」のリンクを押下して
下さい。すると下記の画面が表示されます。
手順7:discuss_ja@glassfish.dev.java.netの購読
メーリングリストのサイトへアクセスした後、ブラウザをスクロールして、
discuss_ja@glassfish.dev.java.netを見つけてください。
メーリングリストを見つけた後、「購読」ボタンを押下してください。
※ この「購読」ボタンはjava.netにログインした状態でなければ表示されません。
「購読」ボタンが表示されない場合は、java.netへログインした後に
アクセスしてください。
手順8:購読の確認1
「購読」ボタンを押下すると下記の画面が表示されます。
「購読のリクエストが送信されました。」というメッセージが表示されています。
手順9:購読の確認2
java.netで登録したメールアドレスに対してメッセージが送信されていますので、
メールの内容を確認してください。
内容を確認すると、下記のメールアドレス宛に空メールを送ってくださいと
記載されています。
空メールの送信先:
discuss_ja-sc.aaaaaaaaaa.bbbbbbbbbb-******=****.****@glassfish.dev.java.net
手順10:空メールの送信
メールに記載されている、アドレスに対して空メールを送信してください。
手順11:メーリングリスト購読完了
空メールを送信すると下記のようなWELCOMEメッセージが返信されます。
メッセージを受信すると購読手続きが正常に完了していますので、
後は、discuss_ja@glassfish.dev.java.netで日本語コミュニュケーションが
可能となります。
Participation Ageの到来です!!
是非皆様も御参加ください。
GlassFish日本語ディスカッションメーリングリストへようこそ!!
Sun Business .Next 2008(GlassFish Community)
先週、金曜日はSun Business .Next 2008が六本木ミッドタウンで
開催されました。その時の写真の一部を紹介します。
私は、山口さん、片貝さんとコミュニティトラックで発表させて
頂きましたが、とても多くの方に御参加頂きました。
雨の中、ご来場いただきました方、ありがとうございました!!
金曜日はコミュニティトラックということで、GlassFishコミュニティ
について話をしたので、技術的なことは話をしませんでしたが、
4/30に開催されるJJUGのクロスコミュニティカンファレンス2008Spring
では、今までよりも技術的な話をしたいと思っております。
今、考えているのはGrizzlyの辺りとかCometの辺りをしゃべりたいと思ってます。
何故、GlassFish上でCometのアプリケーションを動かすとよいのか等々。。
あまり現時点で詳しく書けませんが、開発者向けのイベントですので、
開発者の方々に向けたメッセージが御送りできればよいなと思ってます。
そういえば、
技術評論社さんにもJJUGイベントの御紹介を頂きました。
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ねこびーん日本Sunへ出張中
昨日、ホットトピックセミナーがありましたが、その前に
片貝さんと一緒に日本Sunへ出張中の”ねこびーん”とDukeの
コラボ写真を撮ってきました!!
この”ねこびーん”仙台のmonyakata さんの御好意で
作成していただいたようで現在、用賀オフィスに長期出張中とのことです!!
片貝さんからの御紹介は←こちら
ほんとうにかわいぃですね!!
昨日のホットトピックセミナーも大変御好評を頂きました。
以前からJRubyについて話をして欲しいという要望があったのですが、
今回は野澤さんから
JRuby on GlassFishの話をして頂きました。
野澤さんの説明はとても分かり易くGlassFishのgemを使い簡単にアプリケーションを
動作させたり、エンタープライズ環境のRubyの実行環境としてGlassFishが最適だという
話等いろいろして頂きました。
個人的な感想ですが、昨年に比べJRuby on GlassFishの開発携帯も随分改善されており
よりGlassFish上でRubyアプリケーションを動かし易くなっているように思いました。
また、岩片さんによるOpenSSOのセミナーもとても面白くて、
大変御好評を頂いていました。
デモでも紹介していた日立の静脈認証モジュールは岩片さんがご自身で作成して
いるので、開発ポイント等も詳しく教えていただけました。
岩片さんはセミナー終了後も御客様から質問を受け付けていて、シングルサインオンの
技術もかなり注目されているんだと実感しました。
昨日のセミナーの様子は岡崎さんのストリーミング配信から
見て頂くことも可能ですので、是非御興味のある方は見てください。
GlassFishでJava Web Startとアプリケーションクライアントコンテナ
Java Web Startとアプリケーションクライアントコンテナの技術を
使う技術に関する日本語資料がSDCにアップデートされています。
SDC SQUARE
GlassFish アプリケーションサーバーでの Java Web Start テクノロジおよびアプリケーションクライアント:パート 1
私もセミナー等で下記の資料を使って紹介するのですが、上記の資料は
詳しく説明がされています。
簡単に内容を紹介すると、SwingのAPI等を使用して記述された
リッチクライアントアプリケーションに、軽量なクライアント上で動作する
アプリケーションクライアントコンテナを一緒に配布するため、
アプリケーションサーバ上のリソース(EJB,JDBC等)に対してRMI/IIOPで
簡単にアクセスできるようになる技術です。
アプリケーションサーバ上のリソースを使用することによって、
アプリケーションサーバの負荷分散の機能等を使えるようになるため、
今までのクライアントーサーバの2層モデルに比べサーバの増加等が
(高負荷による)しやすくなったりします。
また、Java Web Startでリッチクライアントを配布する為、アプリケーションの
配布コスト(修正時における再配布コスト)が大幅に軽減されます。
Javaでリッチクライアントのアプリケーションを作成されている方は、
是非、この資料を御確認ください。
SDC連載記事ー第2弾 アプリケーションサーバの管理の基本
先月に続き、SDCの記事を書きました。
第2回目はアプリケーションサーバの管理を行う上で重要な概念であるドメイン、
サーバインスタンス、ノードエージェントについてついて詳しく紹介しています。
これらはアプリケーションサーバの管理を行う上で非常に重要な概念で、
これらを理解することで、さまざまなニーズに応じたシステムを構築できるようになります。
アプリケーションサーバの運用・管理者は必ずこの概念を押さえてください。
アプリケーションサーバの管理の基本
週末の散歩
週末は、天気があまり良くなかったので、
奥さんの実家で飼っているバンビ君7歳と
近くを散歩してきました。
わんちゃんの写真を撮るのって難しいんですね!!
彼は、とてもなついてくれているので、
いつもは言うことを聞いてくれるんですが、いざカメラ
となると、レンズを向けた途端、あっち向いたり
こっち向いたり、全然言うことを聞いてくれません。
連射モードで何枚か撮った内の1枚です!!
PS.
土曜日、横浜の赤レンガ倉庫にかなり人が集まってました?
あれは何のイベントをやってたんでしょう?
JJUGクロスコミュニティカンファレンスでGlassFishセッション
イベント紹介
先日アナウンスされたのですが、JJUG(日本 Java ユーザグループ)の
クロスコミュニティカンファレンスでGlassFishについて話をすることになりました。
今回は開発者向けのイベントということもあり、開発者向けのメッセージを
伝えられればと思っています。御興味ある方は是非御参加ください。
JJUG Cross Community Conference
日時:4月30日
場所:秋葉原ダイビル
A-3 14:30 – 15:20
コンベンションセンタ 2F A 会場
GlassFish で一歩進んだ開発をしてみませんか
寺田 佳央
サン・マイクロシステムズ株式会社
「GlassFish って名前を聞いたことはあるけど、単なるオープンソースのアプリケーションサーバでしょ」
という方。そんな方に聞いて頂きたいのがこのセッションです。 Ajax や Ruby on Rails、Comet、
Project Metro など、最新のアプリケーション開発技術をいち早くとり入れ、一歩進んだ Java EE 環境を
提供するのが GlassFish。このセッションではその魅力をすべて紹介します。
町田さんもSun SPOTの発表をされます!!
C-1 12:30 – 13:20
稚北サテライト 12F
C 会場
Sun SPOT – Java による無線センサーネットワークの世界
町田 修一
サン・マイクロシステムズ株式会社 Java エバンジェリスト
草薙 昭彦
サン・マイクロシステムズ株式会社 Java エバンジェリスト
Sun SPOT は加速度や温度などの様々なセンサーを Java でプログラムできる小型のセンサーデバイスです。
近距離無線ネットワークもサポートしているので、その応用範囲は無限大。このセッションではデモも交え、
その魅力を余すところなくお伝えします。
GlassFishで新しいMIME-TYPEを追加する方法
軽いTipsの御紹介です。
GlassFish v2 / Sun Java System Application Server 9.1で
新たにMIME-TYPEを追加する方法を紹介します。
ドメイン配下の「default-web.xml」ファイルを編集してください。
# cd /glassfish/domains/domain1/config
# vi default-web.xml
<mime-mapping> <extension>ppt</extension> <mime-type>application/powerpoint</mime-type> </mime-mapping> |
設定が完了したらドメインの再起動を行ってください。
次にアプリケーションを再度デプロイしてください。
GlassFishのComet対応はさらに進化しそうです
GlassFishコミュニティの中のサブプロジェクトの1つである
Grizzlyより新しいバージョン1.7.3が本日リリースされました。
ダウンロードはこちらから:
https://grizzly.dev.java.net/
今回のバージョンでは下記が追加された機能になります。
+ Improve UDP performance implementation.
+ Write an end to end tutorial, fix p1/p2 from users.
+ First release of 2.0 branch, which contains merge with the peregrine works done internally.
+ suspend/resume support at the TCP/UDP/TCL level (similar to what Comet does)
+ Add support for Servlet 3.0 Comet style API.
+ New module: Grizzly Games (hub/bus) Comet extension.
+ OpenESB Throttling Mechanism for Grizzly 1.0/1.7
+ Final cometd/bayeux release (the spec will be completed at that time).
+ Add Transport Configuration Objects.
+ Add new module: HTTP client (requested by the JDK Team, OpenESB and JavaFX)
+ Investigate what can be ported from peregrine
+ Add support gor a grizzly.xml configuration file
そして、Grizzlyの次のバージョンは1.8.0になるのですが、
そこでは、下記の機能が追加されるようです。
ここで、1つ注目したいのが今までCometの実装は
Grizzlyのプロジェクト中で行われておりましたが、
Cometの実装を新たに、サブプロジェクトとして、
https://atmosphere.dev.java.net/で行うということが
記載されております。
サブプロジェクトになることによって、またGrizzlyの、
GlassFishのComet対応が進化しそうです。
恐らく、喜んでいい話だと思うので今後はatmosphereも注目ですね
+ NIO.2 support (dependent on when JDK team will push the final bytes)
+ Comet implementation moved to Atmosphere.dev.java.net
+ New Error Handling mechanism
+ Improved logging framework
+ High level API for String protocol, hidding completely the needs to understand ByteBuffer.
+ Add a new TCP Proxy/load balancer module (long time requested, never completed :-))
+ i18 error messages
御注意:
GlassFish上でGrizzlyが動作しているわけですが、
GlassFish v2ur1では、Grizzly 1.0.x系が動作しております。(最新はGrizzly 1.0.20)
そこで、今回リリースされたGrizzlyはGlassFishとは別に単体で御利用いただくことが
できるモジュールとなっています。
最新のGrizzlyに触れてみたい方は是非、上記からダウンロードを !!