Archive for 2月, 2009

GlassFish でかんたん Comet (Reverse Ajax, Ajax Puxh)アプリケーション



以前、Cometのアプリケーションを POJO で作成できるフレームワークである

Atmosphere のプロジェクトについて紹介しましたが、このプロジェクトも

ずいぶんプロジェクトが進行したようです。



タイトルでは、GlassFish と書きましたが、このプロジェクトの成果物は

Tomcat, Jetty 等他の Servlet コンテナ上でも動作します。



この、Atomosphere のPOJO フレームワークである Grizzlet のサンプルが

下記で公開されましたので、Comet のアプリケーションにご興味のある方は

是非、一度御確認いただければと思います。




Grizzlet Flickr サンプルアプリケーション


ソースコードサンプル


2009年2月26日 at 8:22 午後 2件のコメント

Java EE 6のパブリックレビューが承認



Java EE 6の承認がおりたみたいですね。



JavaOne 2009まで残り4ヶ月ですが、

JavaOne 2009の目玉になりそうですね。




JSR #316 JavaTM Platform, Enterprise Edition 6 (Java EE 6) Specification

Public Review Ballot




PS.

時期的に、残り4ヶ月で GlassFish v3(Java EE 6のRI) が

完成するかどうかは微妙ですが、是非開発者の皆様

頑張ってほしいです。


2009年2月25日 at 8:46 午後

GlassFish Webiner について



先週開催した GlassFish Portfolio の Webiner が終わった後に、

GlassFish の父である Eduardo さんとメールのやりとりをした

のですが、是非次回も違う内容で行ってほしい要望を出していた所、

承諾してくださったようです。

(アクエリウムで知りました(^_^;))




Eduardoさんのコメント(原文)



Eduardoさんのコメント(日本語訳)




今回のWebinerはたまたま録音に失敗してしまったのですが、

発表内容が後からストリーミングで見れるのはやはり便利ですよね。

今回は、本当にすいません。



事前登録は、SDC から約 80 名程でしたので業務の都合上参加できなかった方が

数多くいらっしゃるのではないかと思います。

また実際に私の元にも、時間の都合で見れなかった、録音に失敗し後から

聞けなくて残念等のご意見等も頂戴したので、そのような方達のためにも、

また次回開催できることを嬉しく思います。



次回の開催内容も日程もまだ全く未定ですが、

是非、次回の開催も楽しみにしてください。


2009年2月22日 at 11:21 午後

GlassFish PortfolioとESBとv3のプレゼン資料公開



先週、開催したセミナーの資料を下記に公開いたしました。



ご参加頂いた皆様、お忙しい中誠にありがとうございました。

また、アンケートやブログ等でご意見等を頂きありがとうございました。





● 
MySQLセミナー:

  投資対効果を最大限に発揮する
GlassFish Enterprise Server


  (本資料はGlassFish Portfolioの内容も含まれています)



● 
オープンソースカンファレンス2009:

  進化し続けるオープンソースアプリケーションサーバ:GlassFish


2009年2月22日 at 6:58 午後

SunのSOAエンジニアもブログを始めました



Sunのプロフェッショナルサービスで、SunのSOA関連製品を

担当している草地さんもブログを
始められたようです。

最初のエントリはGlassFish ESBのインストール方法

ご紹介をしてくださっています。



非常に優秀なエンジニアですので今後の彼の技術的な情報に

関するブログアップを期待しています。


2009年2月18日 at 6:36 午前

GlassFish Portfolioの日本語プレゼン資料について



今日は朝早くからGlassFish のウェビナーにご参加頂いた皆様

本当にありがとうございました。

本日使用したプレゼンは下記で公開されておりますので、

今日ご都合により参加頂けなかった方は下記をご参照ください。




GlassFish Portfolio始動 ! Sparkyが成長しました




また、川口さんにプレゼンしていただいた内容を動画で見たい方は

下記のURLをご確認ください。過去の英語プレゼンも含めて全て

保存されておりますので、いつでも聴講が可能になっています。



USTREAM: GlassFish Portfolioプレゼン(動画)



PS.

先ほど、GlassFishの父 Eduardo-sanからメールが届きました、

今日発表していただいた内容の録画に失敗していたようです。

すいません、次回はちゃんと録画いたします。

また、今日発表された一部の内容は明日のセミナーで発表する予定です。




MySQL+ソリューションセミナー

〜 アプリケーションサーバ GlassFish と MySQL 〜



2009年2月17日 at 9:22 午後 2件のコメント

GlassFish Performance Advisor



GlassFish のライセンスをご購入いただいたお客様がつかうことの

できる GlassFish Performance Advisor ですが、結構便利です。



例えば、物理メモリが全体の何%になった時点で(しきい値を設定)、

メモリ不足の警告を、ログに吐き出す、もしくはメールで送信し

管理者に伝えることができるようになります。



物理メモリの警告以外にも、


● メモリリークの警告:ガベージコレクション (GC) 実行後のメモリー

  使用量の割合に関する傾向分析によって行われます

● CPU 使用量の警告:CPU 使用量の割合に関する傾向分析で、ユーザーが

  定義したしきい値を超える増加が示されると、警告が送信されます

● スループットに関する警告:仮想マシン (VM) の稼働時間 (時間平均

  による GC 経過時間) のパーセンテージが、ユーザーが定義した

  しきい値を超えると、警告が送信されます。

● GC 停止時間の警告:前回のガベージコレクション (GC) 停止時間が、

  ユーザー定義の最大 GC 停止時間に対してユーザーが定義した

  パーセンテージを超えると、警告が送信されます。

● ログエントリに対する警告:ユーザーが指定したロガーに対して、

  ユーザーが指定したログレベル以上でログファイルに新しいエントリが

  作成されると、警告が送信されます。



などの設定ができます。



これにより、アプリケーションサーバで稼働するアプリケーションの

状態が不安定になったことをいち早く管理者に通知し、管理者は

その時の状況を別のツール(GlassFish パフォーマンスモニタ)で

すばやく確認することができるようになります。



確認するだけでなく、GlassFish パフォーマンスモニタは、その時の

スレッドダンプや Heap ダンプも取得できるのでこれらのツールを

組み合わせれば状態が不安定になった時の管理がしやすくなります。



GlassFish パフォーマンスアドバイザ





GlassFish パフォーマンスモニタ





GlassFish パフォーマンスモニタ




2009年2月13日 at 12:18 午前

ここから始める GlassFish

※ 本エントリは以前セミナーで紹介した内容を文章にまとめた物です。

色々な所で講演をしてきましたが、その中で出会った多くの方々から
とっかかりとなるような資料が欲しいという要望を頂きました。
そこで、とっかかりの資料へのポインタを紹介します。
GlassFish について興味はあるけど、どこからはじめれば
いいかわからない、どこから情報を入手すればいいか分からない
という方は数多くいらっしゃると思います。
そこで、今日は GlassFish の飼育方法と題して GlassFish
の入手先、関連情報の入手先を Q&A 形式で紹介します。

[Q]: GlassFish はどこから入手できるの?
[A]: GlassFish の入手方法についてですが2通りの方法で
入手が可能です。
1. GlassFish オープンソース版
http://glassfish.org/ja
2. Sun GlassFish Enterprise Server (製品版)
http://jp.sun.com/download/

[Q] : インストールは難しい?
[A] : かんたんですよ

[Q] : インストールでつまずいたらどうしましょう?
[A] : 下記にインストール手順を書いてますので参考にしてください。
SDC連載:GlassFishではじめるアプリケーションサーバのかんたん構築

[Q] : ところで GlassFish って何ができるの?
[A] : 下記のホワイトペーパーをご参照ください。

ホワイトペーパ:GlassFish コミュニティー Java EE Application Server の提供

[Q] : 上記以外の GlassFish の関連情報はどこから入手することができるの?
[A] : GlassFish に関する情報は下記から入手できます。
http://glassfish.org/ja
http://wiki.glassfish.java.net

[Q] : Wiki にはどのような情報が掲載されているの?
[A] : GlassFish に関する情報はほとんど掲載されているのですが、
例えば下記のような情報が含まれています。

リリーススケジュール
各バージョンに関する情報
トレーニング情報
イベント情報
サポート情報
適用事例
FAQ
製品比較
スクリーンキャスト(動画)
プレゼンテーション
メーリングリスト参加

● その他
[Q] : 日本語翻訳された資料はないの?
[A] : 日本の GlassFish コミュニティの有志で一部ドキュメントが翻訳されています。

マイグレーションガイド
マイグレーションツールオンラインヘルプ
ユーザ FAQ
開発者FAQ
GlassFish Wiki FAQ
英語ブログの翻訳
JRuby on GlassFish アプリケーションサーバ
GlassFish トラブルシューティングガイド

[Q] : Wiki 以外でまとまった日本語資料はないの?
[A1] : 以前、SDC に GlassFish の連載記事を書きました。
SDC の連載記事を読むことではじめてのインストールから
エンタープライズな環境までも構築できるようになります。
SDC連載:GlassFishではじめるアプリケーションサーバのかんたん構築

[A2] : Sun 製品のドキュメントがまとまっているサイト(docs.sun.com)に
アプリケーションサーバのドキュメントがあります。
GlassFish v2.0 (旧 Sun Java System Application Server 9.1)

[Q]: GlassFishに関する情報をいち早く入手したいのですが。
[A1]: GlassFishに関する情報をいち早く入手したい場合、アクエリウム
のサイトから入手することができます。

RSS に対応しているので RSS リーダ(https://www.google.com/reader等)
に登録しておくと更新内容をいち早く入手できます。
http://blogs.sun.com/theaquarium_ja/

[A2]: GlassFishには世界中で数多くのブローガがいます。
Sunのブロガーが書いたGlassFish関連記事だけを読みたい場合
下記のURLにアクセスして入手できます。(これもRSS対応)
http://blogs.sun.com/main/tags/glassfish
いろいろなサイトを紹介したので逆にどこからみればよいか分からなくなった方も
いらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。今回紹介した資料を全てみなければ
ならないのかというとそうではなく、必要な時に上記ポインタから調べてください。
そして、まずインストールしてみたいという方におすすめの資料は SDC に連載した記事です。
インストール方法を丁寧に説明してますので、こちらからはじめてみてください。

SDC 連載記事:GlassFish ではじめるアプリケーションサーバのかんたん構築
http://sdc.sun.co.jp/java/series/glassfish/index.html

2009年2月12日 at 6:23 午後

GlassFish Portfolioが正式リリース







アメリカの日付で2/10に GlassFish Portfolio が発表されました。



GlassFish Portfolio というのはアプリケーションプラットフォームの

スタックを集め1つの製品として低価格に提供する物です。

かんたんに説明すると、GlassFish Portfolioのライセンスを1つご購入頂くと

Portfolio に含まれる全製品をご使用いただけるという物です。



ライセンスの価格についてですが、GlassFish Enterprise Server は

4 Socket 1ライセンスの形態を取っておりましたが、GlassFish Portfolioでは

1 Server 1ライセンスという形態で販売いたします。



では、この”サーバ”という単位はどのように定義されているかについてですが、

CPUの数に関わらず、1つの物理的なマシンをサーバとして定義します。



ブレードサーバや仮想サーバ等を使用している場合は別のサーバとして扱われます。



仮想サーバを使用している場合のライセンスについて説明します。

仮想サーバを稼働させる場合4仮想サーバ1ライセンスという形態になります。



例えば、

1つのサーバ上で4つの仮想サーバを稼働させる場合、1ライセンスで

問題ありません。1つのサーバ上で8つの仮想サーバを稼働させる場合

2ライセンスが必要になります。また16個の仮想サーバを稼働させる場合は

4ライセンスが必要になります。



※ 仮想化されていない環境につきましては、物理的な1サーバに

  1ライセンスが必要になります。



ライセンスの種類について

GlassFish Portfolio はBasic, Silver, Gold, Platinum の4種類の

ライセンスを提供します。これらの違いは含まれる製品の種類によって

ことなるわけですが、それぞれに含まれる製品を下記にまとめます。




含まれる製品種別の詳細




Basic:

– Sun GlassFish Enterprise Server

– Sun GlassFish Web Stack

– Update Center

– NetBeans

– Sun Software Basic Support*



Silver:

– Sun GlassFish Enterprise Server

– Sun GlassFish Web Stack

– Sun Message Queue

– Sun Web Server

– Sun Proxy Server

– Update Center

– NetBeans

– Sun Software Standard Support*



Gold:

– Sun GlassFish Enterprise Server

– Sun GlassFish Enterprise Server Add-Ons:

– Performance Monitor

– SNMP

– Visual Monitor

– Sun GlassFish Web Stack

– Sun GlassFish Web Space Server

– Sun GlassFish ESB

– Update Center

– Sun Message Queue

– Sun Web Server

– Sun Proxy Server

– NetBeans

– Sun Software Premium Support*

– SunSpectrum Training**



Platinum:

– Sun GlassFish Enterprise Server

– Sun GlassFish Enterprise Server Add-Ons:

– Performance Monitor

– SNMP

– Visual Monitor

– Sun GlassFish Web Stack

– Sun GlassFish Web Space Server

– Sun GlassFish ESB

– Sun Update Center

– Sun Message Queue

– Sun Web Server

– Sun Proxy Server

– NetBeans

– Sun Software Premium Plus Support*

– SunSpectrum Training**



この中で、Sun GlassFish Web Stack と書かれていますが、

Sun GlassFish Web StackにはApache, lighttpd, Squid, MySQL, PHP

Ruby, Python, memcached, Apache Tomcat等が含まれています。




Sun GlassFish Web Stackの紹介




次に、新しく Sun GlassFish Web Space Serverという名前が追加されてますが、

これは、Sun の新しいポータルサーバの名前です。

オープンソースのポータルサーバである Lifelay をベースに Sun が拡張した製品です。



また、GlassFish v2.0 までは無かった新しい管理用の製品が今回より含まれます。

GlassFish のオープンソース版では提供されませんが、Goldのライセンス以上を

ご購入頂いたお客まさだけに、GlassFish の管理用のツール(SNMP, Visual Monitor ,

Performance Monitor等)が提供されます。


今までは、オープンソース版と製品版で違いが少なかったGlassFishですが、

今後は、オープンソース版に対し製品版をご購入いただいたお客様だけが

受けることのできる付加価値を提供いたします。



さらに仮想化を意識したライセンス形態になっているため、仮想化環境を構築すると

かなりお買い得なシステムが構築できるようになります。

例えば、前段にリバースプロキシを配置するようなセキュアなWeb システムを構築する場合

別途購入する必要のあったProxy Serverのライセンスも費用含まれるため、たった1つの

ライセンスでセキュアなWeb システムを構築できるようになります。



この、GlassFish Portfolio を利用することで、単純な Web システムの構築から、

ポータルシステムの構築(Web Space Server)、SOA の実現(GlassFish ESB)まで

幅広く対応できるようになります。

圧倒的なコストパフォーマンスを実現する GlassFish Portfolio を是非

ご検討ください。



日本での詳細な金額については、弊社販売パートナーまでお問い合わせください。





追記1:



私もいずれ書こうと思っていたのですが、製品版を購入していただいたお客様が使用できる

GlassFish パフォーマンスアドバイザーの機能紹介について、荻野さんがブログに紹介

してくださっていましたので、ぜひこちらも御参考にして頂ければと思います。



荻野さんのブログ:GlassFish Enterprise Manager – Performance Advisor



追記2:



GlassFish Web Stack 1.4 に含まれる製品を下記に列挙します。



Apache httpd 2.2.11

  ARP 1.3.3

  mod_dtrace 0.3

  mod_fcgid 2.2

  mod_jk 1.2.25

  mod_perl 2.0.2

  mod_ruby 1.2.6

  その他



PHP 5.2.6

  APC 3.0.19

  dtrace 1.0.3

  idn 0.1

  memcache 2.2.3

  suhosin 0.9.27

  tcpwrap 1.1.3

  xdebug 2.0.3

  その他



Ruby 1.8.6

Python 2.5.2

Squid 2.6

memcached 1.2.5

MySQL 5.0.67

lighttpd 1.4.19




2009年2月11日 at 7:46 午後

GlassFish ESBで複合アプリケーションの作成



GlassFish ESBと統合開発環境であるNetBeanを使って

コンポジット(複合)アプリケーションを作成する方法が

下記のスクリーンキャストで公開されています。



説明は英語ですが、ゆっくりとステップ バイ ステップで

NetBeansの操作方法を解説していますので、GlassFish ESB

とNetBeansでいかに簡単にWebサービスの連携ができるかを

確認してみてください。



内容:

● Webサービスの作り方

● Webサービスのテスト方法

● ビジネスプロセスのオーケストレーション

  ー BPEL 2.0エディタの使用方法

● 複合アプリケーションの作成方法



GlassFish ESB と NetBeans を使用した複合アプリケーションの作成方法

2009年2月9日 at 3:45 午後

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