Archive for 3月, 2013

Java Day Tokyo 2013 開催のお知らせ

本日は、日本オラクル主催の Java イベントについて下記にご案内をさせて頂きます。

イベント概要:



Java Day Tokyo 2013
 - Make The Future Java –

主催:日本オラクル株式会社
日程:2013 年 5 月 14 日(火)
会場:秋葉原 UDX
参加費:無料
お申し込み登録サイト:
http://www.oracle.co.jp/jdt2013/
Twitter ハッシュタグ:#jdt2013



昨年、JavaOne Tokyo 2012 を六本木ヒルズで開催し、数多くの Java の開発者の皆様にご参加頂きました。今年こうして Java Day Tokyo のイベントを開催できるのも一重に昨年、日本全国からご参加頂いた、全ての Java 開発者の皆様のおかげです。

JavaOne Tokyo が終わった後も、またやってほしいというご要望をたくさん頂いておりました。
http://togetter.com/li/401051

これを踏まえ、今年も最新トレンドをお届けする事が可能となりました。Oracle の本社から多くのエンジニアを招いて丸一日 Java のお祭りを開催しますので、是非楽しみにしてください。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
日本オラクル 寺田

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2013年3月25日 at 1:01 PM

Java に対するさまざまな貢献について – Part 2

先日のエントリは、どちらかというと既に Java で長年開発に携わってきた方が、Java に対して何らかの貢献をしたい場合、とっかかりとして、どこから手をつければよいのかをご紹介する内容になっていました。このような方々には、ちょっとしたきっかけ、もしくは情報をお届けする事で自らがどんどん情報を収集して御活動頂けるので、その点で前回の記事は参考にして頂けるのではないかと思います。

ただ、その一方で、私はもっと若い方々(20代-30代前半の方々)、もしくは今まで Read-Only だった方々にも、もっともっと表に出てきて頂きたいと感じております。(私も 40 になり既に若くはないので。(^^;))

例えば、今年も Developers Summit 2013 が目黒雅叙園で開催されましたがタイムテーブルを見ると数多くの有識者が発表をしてらっしゃいます。でも、ここで発表頂いている方々は最初からこういった場に出てきて話をしているのでしょうか?おそらく、様々なコミュニティに参加し、そういった場で発表経験を重ねた後に、このようなイベントの壇上に立っていらっしゃっるのではないかと思います。日本にも全国にわたって、Java コミュニティ、もしくは IT の勉強会があります。是非、気負う事なくこういった場に出てこられて、単に Read-Only を続けるだけでなく、将来ご自身で発表をする事もご検討ください。

もちろん、人前に出て話をする事が苦手という方もいらっしゃるでしょう。上記は私の経験を元に記載しているので、人前に出てプレゼンという例を出していますが、誤解して頂きたくないのは、人前に出て話をする事が決してゴールではありません。本質的にお伝えしたい事は、ご自身の持っている技術力を世の中にアピールする事、もしくは社外にいる優秀な方々とお友達になる事は、技術者(人間)として成長していく過程でとても重要な事ではないかと思う事です。仮にご自身が今いらっしゃる会社を転職されたい場合に、次の会社の面接で「どのような事をなさってきましたか?」と聞かれた際に、社外で何らかの活動をされていらっしゃると「こんな事をしてきました」と説明しやすくなるのではないかと思いますし、最近ではコミュニティ活動で通じたご縁で転職が決まったという話も良く聞きます。つまり、ご自身の将来の活動の際にも役立つのではないかと思います。

それでは、どこから何を始めればいいのでしょう?

今回は、自分で発表するという部分を目指した場合を考えます、セミナーや勉強会の主催・企画者は、おそらくやる気のある方々が発表したいと言ってご連絡を頂いた際、とても嬉しく、喜ぶ一方で、参加者が満足する発表をしていただけるだろうかと悩む所だと思います。主催者と人間関係が無い状態、もしくはお互いの素性が全く分からない状況では、お願いするにしてもしずらい状況になってしまいますので、下記のようにブログや ML を通じて情報交換して頂き、セミナーの懇親会で主催者と仲良くなっていく事で人間関係を築き発表できるようになるのではないかと思います。(もちろん発表者を任意、もしくは Call For Papers で募集するコミュニティもありますので、そういった場にいきなりチャレンジする事も可能です)


  • ご自身が試した技術や、調査した事、****の仕方、セミナー参加レポートなどをブログに書いてみる
    • 恐らく、これが一番敷居が低いのではないかと思います。
  • 技術セミナーに参加する
  • メーリングリストで発言する
  • 各コミュニティを取りまとめている方々(幹事)と仲良くなる
  • セミナー終了後の懇親会に参加し発表者と仲良くなる
  • 自身で勉強会を企画してみる
  • 自分で発表する



最初に人前に出て話をする事はとても勇気のいる事ですし、参加頂いている方から何を言われる(通称:マサカリが飛んでくる)のか?!とてもドキドキする事でしょう。私も、30 台前半の頃に始めて人前で発表した時はとても緊張しました。でもそういう点を支えるのも、そして改善点を優しく教えるのも、またコミュニティの役割なのではないかと思います。私の場合、幸運にも、この経験を積み重ねる過程で、人生の大先輩に、私のプレゼンの良くない点を優しくご指導頂き、それを次のプレゼンで生かせるように考える事ができました。きっと同じように良い人と巡り会う事で、人間としても成長できるのではないでしょうか。

コミュニティへの参加は、ある程度の経験や実績がなければできないのか、敷居が高いのかというと、決してそんな事はなく、学生さんや新入社員、今までセミナーに参加して Read-Only だった方も色々な形で参加ができると思います。それが将来 OSS に対する貢献にも繋がっていくかと想定します。

JJUG の幹事グループも、若い方々が幹事グループに参加して頂く事を強く願っております。是非、若い方々も積極的に JJUG 幹事グループ・メンバーにお声掛けください。将来の Java のコミュニティの盛り上がりの為に、JJUG 幹事と一緒に活動して頂ける若い方を心よりお待ち申し上げます。

追伸:
本ブログエントリを書いていて、JJUG の幹事の一人として、
「若手の会」とか、
「プレゼンをした事のない方々による始めてのプレゼン」とか
「櫻庭さんによるプレゼン講座」
なんかのセミナーを企画してもよいのではと思いました。> JJUG 幹事の皆様

2013年3月22日 at 3:54 PM

Java に対するさまざまな貢献について


Java に対して貢献したいのですが、どういった貢献が必要とされているのか、どのような貢献ができるのか、貢献をするためには何処から、何を始めたらいいのか?とご質問を頂きました。そこで本エントリでは Java における貢献の種類や方法についてまとめて紹介したいと思います。まず、始めにお伝えしたい事は、貢献は様々な種類がありますが、全てにおいて気構える事なく、自分で可能な範囲とお時間で貢献をして頂ければ幸いです。

それでは、Java における貢献とはどのような種類があるのでしょうか。数多く有りすぎて全てを列挙できないかもしれませんが、今思いつく所だけでも下記のような内容があります。上から下に向けて難易度は難しくなるかと思います。


  • ご自身のブログ、もしくは記事の執筆、書籍の出版、各種技術セミナーでご登壇 (ご自身でできる事)
  • 日本全国、各地方における勉強会の企画、開催、実施、登壇など(日本単独でできる事)
  • 英語で記載された技術ドキュメントの翻訳 (java.net サイト上で)
  • 英語ドキュメントの不具合の指摘(リンク切れ、スペルミスなど)、ドキュメントの改善提案、ドキュメントの作成
  • クオリティ向上のための Early Access Program の不具合プログラムに参加
  • 各種 ML もしくはバグ登録サイトでバグ報告、機能改善要望 (RFE:Request for Enhancement) 提案
  • パッチ(バグ FIX コード)の提供
  • 各プロジェクトのコミッター



それでは、どこから何をすればよいのでしょうか?ここでは、ご自身でできる事、日本単独でできる事は除いて紹介します。まず、一番最初に、java.net プロジェクトにご参加ください。

1. java.net プロジェクトにアカウントを作成する。

java.net : https://java.net/people/new
登録時には、メールアドレス、ユーザ名、パスワード、氏名、住んでいる国(Japan)の記入が必要です。ML 内の議論を参照するだけであれば、”Browse Archive”より、過去の議論をスレッドで参照する事は可能です。

2. 興味のあるプロジェクトのメーリングリストに参加する

OpenJDK 関連の ML 一覧:
http://mail.openjdk.java.net/mailman/listinfo

Java EE 7 関連 ML 一覧:
https://wikis.oracle.com/display/GlassFish/PlanForGlassFish4.0

GlassFish 関連の ML 一覧:
http://glassfish.java.net/public/mailing-lists.html

ここでは、書ききれない程数多くのプロジェクトが動いています。ご自身の興味分野のプロジェクトをプロジェクト・検索ツールよりお探しください(例:Project Lambda, Type Annotation, WebSocket, JAX-RS, Batch, Concurrency for EE など)。

3. 各プロジェクト内の議論に参加する

ご貢献いただく方、それぞれで貢献の度合いは異なってくると思いますが、まずは ML に参加する所から始めてください。他の既存の協力者がどのような協力をしているのかを学んでいただくのがよいかと思います。

その際、多くのプロジェクトで出荷前の製品に関するフィードバックを求めているため、ML でこうした方がよい、ここにバグがある、これと組み合わせるとうまくいかないなどのフィードバックをたくさんご報告頂くだけでも、非常に素晴らしい貢献だと思います。

不具合情報に関しては、プログラム上の動作だけでなく、ドキュメント、サンプルを含めて幅広い点でフィードバックをいただければ、将来的に製品版としてリリースされる際のクオリティが高くなると思います。
個人的な経験から申し上げると、リリース後に問題(バグ)報告するよりもリリース前に(それも早い段階で)報告する方が意見が通り易く、問題も修正されやすいかと想定しております。製品リリース後は下記よりバグ登録を行なう事ができます。
http://bugreport.sun.com/bugreport/

次のステップとして、パッチ提供やコミッターとしての貢献ですが、将来的にコミッターを目指す方は、単にバグなどの問題、課題を報告するだけではなく、ソースコードからどの部分がおかしいのか、どのように FIX すれば、その問題が解決するのかを ML 内で議論していただくのがよいのではないかと思います。数多くの FIX 提案、パッチの提供を行なっていただく事で、将来、スペックリードからコミッターに推薦されるかと思います。

4. 貢献者として必要な手続き


※ 本文構成の 3 と 4 を入れ替え、記載内容も若干修正しました。櫻庭さんに Twitter 経由でご指摘を頂きましたが、下記に記載する Oracle Contributor Agreement の記載は、ML 上での議論、もしくは問題報告などの場合は不要で、全ての方にとって必要な手続きではありません。スペック・リードやプロジェクト・リード、もしくはオラクルから提出をお願いした場合に必要になる内容ですので、下記のように内容を修正しました。

さて、ここまでは貢献者になるための準備です。ここから公に貢献者として活動を開始するためには、 ご貢献頂く内容によっては「Oracle Contributor Agreement(オラクルに対する貢献者としての同意書)」に記載して、オラクルにお送りいただく必要があります。基本的にはこの同意書は、スペック・リード、プロジェクト・リード、その他オラクルの関係者から提出をお願いした場合に、記載内容に同意頂いた後提出して頂きます。

同意書に記載されている例として、バグ FIX 等でパッチを提供して頂く際にコピーライトをオラクルに共有していただく事などが記載されています。これは、オラクルがコードベースを守る義務を持ち、法務関連の課題もオラクルが追う目的があるためです。詳しくは下記のサイトや FAQ をご覧ください。

OCA について:
http://www.oracle.com/technetwork/community/oca-486395.html

OCA に関する FAQ:
http://www.oracle.com/technetwork/oca-faq-405384.pdf

OCA の登録フォーム:
http://www.oracle.com/technetwork/oca-405177.pdf

上記の、送り先としては、各プロジェクトのスペック・リードへお送り頂く事が多いかと思います。

その他、GlassFish の FishCAT というプログラムでは、下記の登録フォームに内容を記載していただく事で、事前・検証・評価のプログラムに参加して頂く事も可能です。(java.net のアカウントは必須)
http://glassfish.java.net/fishcat/

日本の開発者の皆様貢献を心よりお待ち申し上げます。

2013年3月21日 at 1:50 PM 1件のコメント


Java Champion & Evangelist

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このエントリは個人の見解であり、所属する会社の公式見解ではありません

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