GlassFishの関連製品について

2009年2月3日 at 4:36 AM

今日は、皆様が混乱しやすい製品名と種類について紹介します。
一言で、GlassFish といっても今では様々なバージョンが存在します。

● GlassFish v1
● GlassFish v2.0
● GlassFish v2.1
● SailFin 1.0
● GlassFish ESB
● GlassFish v3 Prelude
● GlassFish v3

また、GlassFish に対応する商用製品としても
「Sun Java System Application Server」 という名前や
「Sun GlassFish Enterprise Server」 という名前もあり

名前やバージョンで混乱する方もいらっしゃるようですのでまとめてみます。

各製品リリースの順番(時系列)
GlassFish v1 → GlassFish v2.0 → GlassFish v3 Prelude →
GlassFish ESB → GlassFish v2.1/SailFin → GlassFish v3

GlassFish 関連製品

オープンソース版 商用版 特徴
GlassFish v1 Sun Java System Application Server 9.0 Platform Edition Java EE 5 の参照実装

Java EE 5の開発者が開発目的、検証目的で利用していました。

(現在は、古い製品のため Web ページからの入手が困難です。)

GlassFish v2.0 ● 
Sun GlassFish Enterprise Server 2.0

(Sun Java System Application Server 9.1)

● 
Sun GlassFish Enterprise Server 2.0 with HADB

(Sun Java System Application Server 9.1 with HADB)

GlassFish v1 を元に、ハイパフォーマンス化を実現し
エンタープライズな管理機能や高可用性を実現する機能を含んでいます。

※ 注意

このバージョンから Sun Java System Application Server
の名前は無くなり、今後全て Sun GlassFish Enterprise
Server の名前が適用されます。

GlassFish v2.1 ● Sun GlassFisn Enterprise Server 2.1

( Sun Java System Application Server 9.1.1)

● 
Sun GlassFisn Enterprise Server 2.1 with HADB

( Sun Java System Application Server 9.1.1 with HADB)

SailFin の基盤となるアプリケーションサーバです。

SailFin と異なり、SIP Servlet 1.1 コンテナを含みません。
また、GlassFish v2.0 の後継バージョンで、v 2.0に存在したバグの
フィックス等が含まれるため、今後は v2.0に代わって使用する事を推奨します。

SailFin 1.0 Sun GlassFish Communications Server 1.5 テレコ向けの SIP Servlet 1.1 コンテナを含むアプリケーション
サーバです。GlassFish v2.1 を元に作成したサーバです。

※ 注意

製品のバージョンが異なる点 (1.0≠1.5) に気づかれた方も
いるかと思いますが、理由があります。
SailFin 0.5 (Sun GlassFish Communications Server 1.0)
という製品が昨年内部向けにリリースされました。
これは SIP Servlet 1.0 しか含まないものでした。
この内部向けリリース時に、バージョン番号の
不一致が発生したのですが、正式リリース後も
番号の不一致が発生しています。

GlassFish ESB Sun GlassFish Enterprise Service Bus v2 SOA を実現するための基盤として提供され、
JBI の仕様に準拠したアプリケーションサーバサーバです。

オープンソースの Open ESB を GlassFish v2 に統合し
OpenESBを商用でサポートします。
GlassFish v2 にも OpenESB の一部が含まれますが、
GlassFish ESB は比較して連携用のBC,SE等が豊富に
含まれています。

GlassFish v3 Prelude Sun GlassFish Enterprise Server v3 Prelude 2009 年 JavaOne でリリース予定の GlassFish v3 の
一部機能を先取りして試すことのできるサーバです。

本製品は、商用サポートも提供しています。

GlassFish v3 Sun GlassFish Enterprise Server v3 2009 年 JavaOne でリリース予定のサーバです。

Java EE 6 の参照実装として提供される予定です。
当初は開発者をターゲットとして提供される予定です。

Open Portal-WebSynergy ( Lifelay をベース) Sun GlassFish Web Space Server 10.0 オープンソースのポータル製品をベースとした、Sun の新しい
ポータルサーバです。

オープンソースのLiferayをベースに拡張し、
今後、Sun が商用サポートを提供します。

ここで、さらに各製品の関連を紐解いて説明します。

GlassFish v2.0のリリース後、GlassFish ESB、GlassFish v2.1、SailFin の3製品がリリースされています。これらの製品間の関連をまとめます。

リリースの時系列
GlassFish v2.0 → GlassFish ESB → GlassFish v2.1/SailFin

GlassFish ESB は OpenESB の統合を中心に考えられ作成された
製品で、GlassFish v2.0 のコードから作成しています。

一方、GlassFish v2.1 は SailFinの実装を中心に考えられ作成されていますので、GlassFish v2.0に対して SailFin で必要な機能等も含めて実装されています。つまり SailFin は GlassFish v2.1 をベースに拡張された、SIP Servlet対応のアプリケーションサーバとなります。

製品間の関連:
GlassFish v2.0 → Glassfish ESB v2
GlassFish v2.0 → GlassFish 2.1 -> SailFin

製品名や、バージョン番号が変わる事により混乱しがちですが、一度、このようにまとめておくと分かりやすいかと思いまとめました。

是非、ご活用ください。

広告

Entry filed under: Application Server/GlassFish. Tags: .

SailFinに関するオンラインセミナー開催 Grizzlyのロゴコンテスト開催 2/28まで


Java Champion & Evangelist

ご注意

このエントリは個人の見解であり、所属する会社の公式見解ではありません

カレンダー

2009年2月
« 1月   3月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

カテゴリー

Twitter

  • ありがとうございます😊 twitter.com/chomado/status… 1 hour ago
  • @kotomacontact そうですね、ここに限らずたまに、似た話を聞きますので、つい書いてしまいました。 ありがとうございます。私自身も勘違いがおきないような資料作りを今後も、心がけていきたいと思います。 3 hours ago
  • @kotomacontact と思ってます。 3 hours ago
  • @kotomacontact 人は間違いがありますし(私も含め)個人攻撃をしたいわけではないです。ただDBサービスという区切り方はないです。だってDBが落ちてしまうとそこに接続している全サービスは落ちますしサービス毎のスケールもできない。単にAPI化すれば良いというわけでもない 3 hours ago
  • RT @DaschnerS: IntelliJ 2017.3 EAP improves its #JavaEE8 support! twitter.com/intellijidea/s… 5 hours ago

clustermap

ブログ統計情報

  • 1,004,766 hits

Feeds


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。