Java SE 7 へのアップグレードのお願い

2012年11月14日 at 4:04 午後 1件のコメント

昨年、Java SE 7 が正式にリリースされました。また Java SE 6 の製品終了(End Of Life)が来年 2013 年 2 月に控えている旨、各種セミナーでご案内をさせて頂いております。Java SE 6 の EoL を迎える前に是非、Java SE 7 の環境へご移行ください。

Java の EOL ポリシーにつきましては、公式にドキュメントが記載されております。英語サイト、日本語サイトを下記に示しますのでどうぞ内容をご参照ください。

http://www.oracle.com/technetwork/java/eol-135779.html (英語版)
http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/eol-135779-ja.html (日本語版)

本記述内容はオラクル製 Java VM を利用している場合について記載しておりますが、Java SE の EOL はオラクルの Java VM 製品のサポート期間の終了日を表してまして、この EoL の日程の後は、仮にセキュリティ脆弱性を含む Java VM に起因した不具合が発生した場合、もしくは仮に新しい HW、OS のバージョンが各社よりリリースされた場合も一切更新版は提供されません。

そこで、大変恐れ入りますが、Java SE 7 へのアップデートを是非行っていただけますよう宜しくお願いします。仮に、上記 EOL の期間になった後も、過去の Java VM に対する不具合(セキュリティ脆弱性対応、バグ修正)対応を入手したい場合は、別途オラクルとサポート契約を締結していただく事でその期間を延長する事が可能ですので、日本オラクルへお問い合わせください。

また、 2012/11/01 に「Java 6のJava 7への自動アップデート」の内容が OTN サイトで公開されています。こちらの記載内容も十分ご確認ください。

Java 6のJava 7への自動アップデート

特に Windows 環境で JRE の i586 版をご利用の場合、インストール済の JRE 6 が JRE 7 に置き換わる (JRE 6 は削除される) 可能性について FAQ 内に言及されておりますので、i586 版で Java Application, Applet, JavaWeb Start 等のサービスを提供している方はご注意ください。

対象の JRE (Windows 32 bit 版のみ)
Windows x86 Kernel 0.87 MB jre-6uXX-windows-i586-iftw-k.exe
Windows x86 Online 0.87 MB jre-6uXX-windows-i586-iftw.exe
Windows x86 Offline 16.19 MB jre-6uXX-windows-i586.exe

FAQ :
Java 6からJava 7への自動アップデートの実行後にシステムに入っているのは、どのバージョンのJavaですか。

Answer :
Javaの自動アップデート・プロセスにより、ユーザーのWindowsマシンのJavaは最新バージョンにアップデートされます。JRE 6からJRE 7への自動アップデート中、ユーザーが所有するJava 6のバージョンが1種類ならば、自動アップデート・プロセスでJRE 6はJRE 7の最新バージョンに置き換えられ、JRE 7だけがシステムに残ります。

FAQ :
JRE 6をシステムで有効にするためにはJRE 7を削除する必要がありますか。または、両方を残すことができますか。

Answer :
それぞれの場合によって異なります。デフォルトでは、WebブラウザやWeb Startを介してアクセスするJavaアプリケーションは、システム上の最新バージョンのJavaを使用します。必要とするJavaのバージョンをアプ リケーションで指定することは可能です。アプリケーションがどのバージョンを使用するのか、実行しているシステムによって判定される場合、JRE 6とJRE 7を所有しているときにはJRE 7だけが使用されます。アプリケーションでJRE 6の使用を指定してある場合、JRE 6とJRE 7の両方を所有していてもJRE 6が使用されます。

上記 1 番目の FAQ、JRE 6 の置き換えは Windows 環境で i586 版をご利用頂いている利用者の方々が対象となります(Windows x64 版には影響はありません)。

最後に、Java SE 6 以前のバージョンでサービスを提供されていらっしゃる場合、来年の 2 月以降アップデートは提供されませんので(オラクルとの Java SE に関するサポート契約締結を除いた場合)、この機会に是非、既存アプリケーションを Java SE 7 で動作確認・検証を行って頂き、Java SE 7 へのご移行をご検討ください。

ご参考:
i586 版の JRE のコントロールパネルとインストール場所の例

64 bit 版の JRE のコントロールパネルとインストール場所の例


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Java EE 6 に関する概要紹介セミナー開催のお知らせ Java Developer News Letter の第2号配信

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