Java EE Guardians への参加について
まず、本メッセージは私の所属する会社・組織・団体、もしくは過去の所属企業といった物とは関係なく、Java の将来を危惧する、Java を好きなエンジニアからのメッセージとしてお捉えください。
「今の Java にとってユーザの声、コミュニティの声はとても重要です。」
この度日本 Java ユーザグループは、下記プロジェクトに関しての参加を表明しました。
JJUG : Java EE Guardiansへの支援表明と活動紹介
JJUG としての参加の意図は、上記をご参照ください。
Java EE Guardians オリジナル・サイトへのリンク
私も、このプロジェクトには、JJUG が参加表明前に参加しており、このプログラムの趣旨には強く賛同しています。
本件は、簡単にいうと Java EE 8 に対する活動が停滞し、オラクルの Java EE 8 の開発に対する投資が少なくなっているのではないか?と危惧する内容です。そして、今後も継続して投資をして欲しいと声をあげる場で、日本流に言えば、嘆願書のような内容です。
現在は Java EE 8 に関して課題の解決数や、メーリング・リストの活動状況などに著しく低下が見受けられ、JJUG では、それが Java EE だけでなく Java エコシステム全体に対してまで波及するのではないかと懸念し参加を表明しました。
本件に対して、Java のコミュニティメンバーとして、利用者として何ができるのかを考えてみました。
本件に対する我々のメッセージを、日本オラクル経由でオラクル本社に届けるためには、2つ方法があるのではないかと思っています。一つはコミュニティが声をあげ、それまとめる。そして、もう一つはオラクルのお客様が日本オラクルに対してメッセージを届けるということかと思います。
コミュニティのメンバーは、Twitter や、FaceBook、ブログなどのSNSを通じて本件に対する個人個人の思いを伝えていただくのが良いのではないかと思います。その声を Togetter にまとめ、日本オラクルに嘆願書として伝えるという所から始められるかもしれません。
たとえば、
#JavaEEGuardJP のハッシュ・タグを付けて、本問題に対して、皆様のご意見を頂戴し、メッセージをまとめる所から始めては如何でしょうか?
またもう一つは、オラクルの既存のお客様が声をあげていただくのが、私は最も効果的かと想定します。外資系企業というのは数値として説明し、ビジネス・インパクトを用いて説明するのが最も効果的です。そこで、既存のお客様は将来の Java/Java EE に対して危惧する内容を担当営業に伝え、日本オラクルから US にフィードバックしていただくのが、最も動きやすい形になるのではないかと思います。
日本オラクルには、その声を真摯に聞いてくださる、優秀な営業やエンジニアがたくさんいる事を知ってますし、Java が好きなエンジニアも営業もたくさんいます。ですので日本オラクルから、きっとフィードバックをしてくださることを信じています。
その為には、日本法人が動きやすくするためにも、コミュニティの声を集めたり、お客様によるビジネス・インパクトを提示し、本社への説得材料を作ることが必要なのではないかと思っています。
今ここで、Java の利用者の皆様、コミュニティの皆様、オラクルの既存のお客様は、将来の Java のために、今自分が何ができるかを考えて行動してみませんか?
#日本オラクルがんばれ
Entry filed under: Java.