Archive for 2月, 2009

ここから始める GlassFish

※ 本エントリは以前セミナーで紹介した内容を文章にまとめた物です。

色々な所で講演をしてきましたが、その中で出会った多くの方々から
とっかかりとなるような資料が欲しいという要望を頂きました。
そこで、とっかかりの資料へのポインタを紹介します。
GlassFish について興味はあるけど、どこからはじめれば
いいかわからない、どこから情報を入手すればいいか分からない
という方は数多くいらっしゃると思います。
そこで、今日は GlassFish の飼育方法と題して GlassFish
の入手先、関連情報の入手先を Q&A 形式で紹介します。

[Q]: GlassFish はどこから入手できるの?
[A]: GlassFish の入手方法についてですが2通りの方法で
入手が可能です。
1. GlassFish オープンソース版
http://glassfish.org/ja
2. Sun GlassFish Enterprise Server (製品版)
http://jp.sun.com/download/

[Q] : インストールは難しい?
[A] : かんたんですよ

[Q] : インストールでつまずいたらどうしましょう?
[A] : 下記にインストール手順を書いてますので参考にしてください。
SDC連載:GlassFishではじめるアプリケーションサーバのかんたん構築

[Q] : ところで GlassFish って何ができるの?
[A] : 下記のホワイトペーパーをご参照ください。

ホワイトペーパ:GlassFish コミュニティー Java EE Application Server の提供

[Q] : 上記以外の GlassFish の関連情報はどこから入手することができるの?
[A] : GlassFish に関する情報は下記から入手できます。
http://glassfish.org/ja
http://wiki.glassfish.java.net

[Q] : Wiki にはどのような情報が掲載されているの?
[A] : GlassFish に関する情報はほとんど掲載されているのですが、
例えば下記のような情報が含まれています。

リリーススケジュール
各バージョンに関する情報
トレーニング情報
イベント情報
サポート情報
適用事例
FAQ
製品比較
スクリーンキャスト(動画)
プレゼンテーション
メーリングリスト参加

● その他
[Q] : 日本語翻訳された資料はないの?
[A] : 日本の GlassFish コミュニティの有志で一部ドキュメントが翻訳されています。

マイグレーションガイド
マイグレーションツールオンラインヘルプ
ユーザ FAQ
開発者FAQ
GlassFish Wiki FAQ
英語ブログの翻訳
JRuby on GlassFish アプリケーションサーバ
GlassFish トラブルシューティングガイド

[Q] : Wiki 以外でまとまった日本語資料はないの?
[A1] : 以前、SDC に GlassFish の連載記事を書きました。
SDC の連載記事を読むことではじめてのインストールから
エンタープライズな環境までも構築できるようになります。
SDC連載:GlassFishではじめるアプリケーションサーバのかんたん構築

[A2] : Sun 製品のドキュメントがまとまっているサイト(docs.sun.com)に
アプリケーションサーバのドキュメントがあります。
GlassFish v2.0 (旧 Sun Java System Application Server 9.1)

[Q]: GlassFishに関する情報をいち早く入手したいのですが。
[A1]: GlassFishに関する情報をいち早く入手したい場合、アクエリウム
のサイトから入手することができます。

RSS に対応しているので RSS リーダ(https://www.google.com/reader等)
に登録しておくと更新内容をいち早く入手できます。
http://blogs.sun.com/theaquarium_ja/

[A2]: GlassFishには世界中で数多くのブローガがいます。
Sunのブロガーが書いたGlassFish関連記事だけを読みたい場合
下記のURLにアクセスして入手できます。(これもRSS対応)
http://blogs.sun.com/main/tags/glassfish
いろいろなサイトを紹介したので逆にどこからみればよいか分からなくなった方も
いらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。今回紹介した資料を全てみなければ
ならないのかというとそうではなく、必要な時に上記ポインタから調べてください。
そして、まずインストールしてみたいという方におすすめの資料は SDC に連載した記事です。
インストール方法を丁寧に説明してますので、こちらからはじめてみてください。

SDC 連載記事:GlassFish ではじめるアプリケーションサーバのかんたん構築
http://sdc.sun.co.jp/java/series/glassfish/index.html

2009年2月12日 at 6:23 PM

GlassFish Portfolioが正式リリース







アメリカの日付で2/10に GlassFish Portfolio が発表されました。



GlassFish Portfolio というのはアプリケーションプラットフォームの

スタックを集め1つの製品として低価格に提供する物です。

かんたんに説明すると、GlassFish Portfolioのライセンスを1つご購入頂くと

Portfolio に含まれる全製品をご使用いただけるという物です。



ライセンスの価格についてですが、GlassFish Enterprise Server は

4 Socket 1ライセンスの形態を取っておりましたが、GlassFish Portfolioでは

1 Server 1ライセンスという形態で販売いたします。



では、この”サーバ”という単位はどのように定義されているかについてですが、

CPUの数に関わらず、1つの物理的なマシンをサーバとして定義します。



ブレードサーバや仮想サーバ等を使用している場合は別のサーバとして扱われます。



仮想サーバを使用している場合のライセンスについて説明します。

仮想サーバを稼働させる場合4仮想サーバ1ライセンスという形態になります。



例えば、

1つのサーバ上で4つの仮想サーバを稼働させる場合、1ライセンスで

問題ありません。1つのサーバ上で8つの仮想サーバを稼働させる場合

2ライセンスが必要になります。また16個の仮想サーバを稼働させる場合は

4ライセンスが必要になります。



※ 仮想化されていない環境につきましては、物理的な1サーバに

  1ライセンスが必要になります。



ライセンスの種類について

GlassFish Portfolio はBasic, Silver, Gold, Platinum の4種類の

ライセンスを提供します。これらの違いは含まれる製品の種類によって

ことなるわけですが、それぞれに含まれる製品を下記にまとめます。




含まれる製品種別の詳細




Basic:

– Sun GlassFish Enterprise Server

– Sun GlassFish Web Stack

– Update Center

– NetBeans

– Sun Software Basic Support*



Silver:

– Sun GlassFish Enterprise Server

– Sun GlassFish Web Stack

– Sun Message Queue

– Sun Web Server

– Sun Proxy Server

– Update Center

– NetBeans

– Sun Software Standard Support*



Gold:

– Sun GlassFish Enterprise Server

– Sun GlassFish Enterprise Server Add-Ons:

– Performance Monitor

– SNMP

– Visual Monitor

– Sun GlassFish Web Stack

– Sun GlassFish Web Space Server

– Sun GlassFish ESB

– Update Center

– Sun Message Queue

– Sun Web Server

– Sun Proxy Server

– NetBeans

– Sun Software Premium Support*

– SunSpectrum Training**



Platinum:

– Sun GlassFish Enterprise Server

– Sun GlassFish Enterprise Server Add-Ons:

– Performance Monitor

– SNMP

– Visual Monitor

– Sun GlassFish Web Stack

– Sun GlassFish Web Space Server

– Sun GlassFish ESB

– Sun Update Center

– Sun Message Queue

– Sun Web Server

– Sun Proxy Server

– NetBeans

– Sun Software Premium Plus Support*

– SunSpectrum Training**



この中で、Sun GlassFish Web Stack と書かれていますが、

Sun GlassFish Web StackにはApache, lighttpd, Squid, MySQL, PHP

Ruby, Python, memcached, Apache Tomcat等が含まれています。




Sun GlassFish Web Stackの紹介




次に、新しく Sun GlassFish Web Space Serverという名前が追加されてますが、

これは、Sun の新しいポータルサーバの名前です。

オープンソースのポータルサーバである Lifelay をベースに Sun が拡張した製品です。



また、GlassFish v2.0 までは無かった新しい管理用の製品が今回より含まれます。

GlassFish のオープンソース版では提供されませんが、Goldのライセンス以上を

ご購入頂いたお客まさだけに、GlassFish の管理用のツール(SNMP, Visual Monitor ,

Performance Monitor等)が提供されます。


今までは、オープンソース版と製品版で違いが少なかったGlassFishですが、

今後は、オープンソース版に対し製品版をご購入いただいたお客様だけが

受けることのできる付加価値を提供いたします。



さらに仮想化を意識したライセンス形態になっているため、仮想化環境を構築すると

かなりお買い得なシステムが構築できるようになります。

例えば、前段にリバースプロキシを配置するようなセキュアなWeb システムを構築する場合

別途購入する必要のあったProxy Serverのライセンスも費用含まれるため、たった1つの

ライセンスでセキュアなWeb システムを構築できるようになります。



この、GlassFish Portfolio を利用することで、単純な Web システムの構築から、

ポータルシステムの構築(Web Space Server)、SOA の実現(GlassFish ESB)まで

幅広く対応できるようになります。

圧倒的なコストパフォーマンスを実現する GlassFish Portfolio を是非

ご検討ください。



日本での詳細な金額については、弊社販売パートナーまでお問い合わせください。





追記1:



私もいずれ書こうと思っていたのですが、製品版を購入していただいたお客様が使用できる

GlassFish パフォーマンスアドバイザーの機能紹介について、荻野さんがブログに紹介

してくださっていましたので、ぜひこちらも御参考にして頂ければと思います。



荻野さんのブログ:GlassFish Enterprise Manager – Performance Advisor



追記2:



GlassFish Web Stack 1.4 に含まれる製品を下記に列挙します。



Apache httpd 2.2.11

  ARP 1.3.3

  mod_dtrace 0.3

  mod_fcgid 2.2

  mod_jk 1.2.25

  mod_perl 2.0.2

  mod_ruby 1.2.6

  その他



PHP 5.2.6

  APC 3.0.19

  dtrace 1.0.3

  idn 0.1

  memcache 2.2.3

  suhosin 0.9.27

  tcpwrap 1.1.3

  xdebug 2.0.3

  その他



Ruby 1.8.6

Python 2.5.2

Squid 2.6

memcached 1.2.5

MySQL 5.0.67

lighttpd 1.4.19




2009年2月11日 at 7:46 PM

GlassFish ESBで複合アプリケーションの作成



GlassFish ESBと統合開発環境であるNetBeanを使って

コンポジット(複合)アプリケーションを作成する方法が

下記のスクリーンキャストで公開されています。



説明は英語ですが、ゆっくりとステップ バイ ステップで

NetBeansの操作方法を解説していますので、GlassFish ESB

とNetBeansでいかに簡単にWebサービスの連携ができるかを

確認してみてください。



内容:

● Webサービスの作り方

● Webサービスのテスト方法

● ビジネスプロセスのオーケストレーション

  ー BPEL 2.0エディタの使用方法

● 複合アプリケーションの作成方法



GlassFish ESB と NetBeans を使用した複合アプリケーションの作成方法

2009年2月9日 at 3:45 PM

2009年JavaOneのDuke’s Choice Awardのノミネーション開始



2009年 JavaOneのDuke Choice Awardのノミネーションを開始しました。

昨年は、Hudsonで川口さんが受賞しましたが、今年はどのような技術で

どなたが受賞するのでしょうか?



日本人もすばらしい技術をたくさん生み出していると思います。

我こそはと思うかたは是非応募フォームよりノミネートしてください。



2008年の Duke Choice Award Winners 一覧





2009年2月5日 at 4:18 AM

ブログのデザインを変更しました



Sunでブログを初めたのが2005年の11月なので、かれこれ3年以上

経つのですが、この間デザインはずっと同じ、Sunのデフォルトの

テンプレートを使用していました。



最近暗い情報しか流れてこないので気持ちだけでも明るく

しようと思い、画面のデザインを一新しました。



デザインは、Apache RollerのThemaを公開しているサイトから

ほぼそのまま使わさせて頂いているので、私は何もしていませんが、

ちょっと明るめな、今のSunカラーに良く似た色を使ったデザイン

だったのでこちらを採用しました。



デザインの変更中、お見苦しい所を見られた方はごめんなさい。


2009年2月5日 at 12:43 AM 3件のコメント

Grizzlyのロゴコンテスト開催 2/28まで



皆様、Grizzlyのロゴコンテストが発表されました。

期日は、2/28までです。



日本発のキャラクターの方がきっと可愛いと思うので、

是非、皆様かわいらしいキャラクターロゴを作成してください。



作成して頂いた後、下記のMr. Grizzlyのメールアドレスまで作成したロゴを

送信してください。もしくは英語が苦手という方がいらっしゃいましたら

私のメールアドレスまでお送り頂いても結構です。



Mr. Grizzly:

jfarcandあっとapache.org



Yoshio.TeradaあっとSun.COM



ねこびーんの作者の、かねうちさん等かわいらしい

熊さんを書いてくれないかなぁ。


2009年2月3日 at 7:15 PM

GlassFishの関連製品について

今日は、皆様が混乱しやすい製品名と種類について紹介します。
一言で、GlassFish といっても今では様々なバージョンが存在します。

● GlassFish v1
● GlassFish v2.0
● GlassFish v2.1
● SailFin 1.0
● GlassFish ESB
● GlassFish v3 Prelude
● GlassFish v3

また、GlassFish に対応する商用製品としても
「Sun Java System Application Server」 という名前や
「Sun GlassFish Enterprise Server」 という名前もあり

名前やバージョンで混乱する方もいらっしゃるようですのでまとめてみます。

各製品リリースの順番(時系列)
GlassFish v1 → GlassFish v2.0 → GlassFish v3 Prelude →
GlassFish ESB → GlassFish v2.1/SailFin → GlassFish v3

GlassFish 関連製品

オープンソース版 商用版 特徴
GlassFish v1 Sun Java System Application Server 9.0 Platform Edition Java EE 5 の参照実装

Java EE 5の開発者が開発目的、検証目的で利用していました。

(現在は、古い製品のため Web ページからの入手が困難です。)

GlassFish v2.0 ● 
Sun GlassFish Enterprise Server 2.0

(Sun Java System Application Server 9.1)

● 
Sun GlassFish Enterprise Server 2.0 with HADB

(Sun Java System Application Server 9.1 with HADB)

GlassFish v1 を元に、ハイパフォーマンス化を実現し
エンタープライズな管理機能や高可用性を実現する機能を含んでいます。

※ 注意

このバージョンから Sun Java System Application Server
の名前は無くなり、今後全て Sun GlassFish Enterprise
Server の名前が適用されます。

GlassFish v2.1 ● Sun GlassFisn Enterprise Server 2.1

( Sun Java System Application Server 9.1.1)

● 
Sun GlassFisn Enterprise Server 2.1 with HADB

( Sun Java System Application Server 9.1.1 with HADB)

SailFin の基盤となるアプリケーションサーバです。

SailFin と異なり、SIP Servlet 1.1 コンテナを含みません。
また、GlassFish v2.0 の後継バージョンで、v 2.0に存在したバグの
フィックス等が含まれるため、今後は v2.0に代わって使用する事を推奨します。

SailFin 1.0 Sun GlassFish Communications Server 1.5 テレコ向けの SIP Servlet 1.1 コンテナを含むアプリケーション
サーバです。GlassFish v2.1 を元に作成したサーバです。

※ 注意

製品のバージョンが異なる点 (1.0≠1.5) に気づかれた方も
いるかと思いますが、理由があります。
SailFin 0.5 (Sun GlassFish Communications Server 1.0)
という製品が昨年内部向けにリリースされました。
これは SIP Servlet 1.0 しか含まないものでした。
この内部向けリリース時に、バージョン番号の
不一致が発生したのですが、正式リリース後も
番号の不一致が発生しています。

GlassFish ESB Sun GlassFish Enterprise Service Bus v2 SOA を実現するための基盤として提供され、
JBI の仕様に準拠したアプリケーションサーバサーバです。

オープンソースの Open ESB を GlassFish v2 に統合し
OpenESBを商用でサポートします。
GlassFish v2 にも OpenESB の一部が含まれますが、
GlassFish ESB は比較して連携用のBC,SE等が豊富に
含まれています。

GlassFish v3 Prelude Sun GlassFish Enterprise Server v3 Prelude 2009 年 JavaOne でリリース予定の GlassFish v3 の
一部機能を先取りして試すことのできるサーバです。

本製品は、商用サポートも提供しています。

GlassFish v3 Sun GlassFish Enterprise Server v3 2009 年 JavaOne でリリース予定のサーバです。

Java EE 6 の参照実装として提供される予定です。
当初は開発者をターゲットとして提供される予定です。

Open Portal-WebSynergy ( Lifelay をベース) Sun GlassFish Web Space Server 10.0 オープンソースのポータル製品をベースとした、Sun の新しい
ポータルサーバです。

オープンソースのLiferayをベースに拡張し、
今後、Sun が商用サポートを提供します。

ここで、さらに各製品の関連を紐解いて説明します。

GlassFish v2.0のリリース後、GlassFish ESB、GlassFish v2.1、SailFin の3製品がリリースされています。これらの製品間の関連をまとめます。

リリースの時系列
GlassFish v2.0 → GlassFish ESB → GlassFish v2.1/SailFin

GlassFish ESB は OpenESB の統合を中心に考えられ作成された
製品で、GlassFish v2.0 のコードから作成しています。

一方、GlassFish v2.1 は SailFinの実装を中心に考えられ作成されていますので、GlassFish v2.0に対して SailFin で必要な機能等も含めて実装されています。つまり SailFin は GlassFish v2.1 をベースに拡張された、SIP Servlet対応のアプリケーションサーバとなります。

製品間の関連:
GlassFish v2.0 → Glassfish ESB v2
GlassFish v2.0 → GlassFish 2.1 -> SailFin

製品名や、バージョン番号が変わる事により混乱しがちですが、一度、このようにまとめておくと分かりやすいかと思いまとめました。

是非、ご活用ください。

2009年2月3日 at 4:36 AM

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