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Sun Java System Web Server 7 TP Install

今回は、SJS Web Server 7.0のインストールを行いたいと思います。
1. プロダクトの入手
まずは、下記よりSJS Web Server 7.0 Technology Preview 1を入手してください。
SJS Web Server 7.0
Technology Preview 1版の入手

上記より入手可能なファイルは下記になります。
sjsws-7.0_2006Q1-b44.2-solaris-sparc.tar.gz
今回、私は本ドキュメントを記述するため、上記より若干新しいバイナリ(2006Q1-b46.1)
を入手し検証を実施しています。
2. ファイルの展開とsetupの実行
ファイルを入手した後、下記を実行してください。


# gzip -dc sjsws-7.0_2006Q1-b44.2-solaris-sparc.tar.gz | tar xvf –
…..
…..
# ls -F
3RD-PARTY-LICENSE.txt
LICENSE.txt
README.txt
WebServer/
setup*
# ./setup

3. setupの実行画面
setupを実行すると下記の画面が表示され「次へ」ボタンを押下します。

4. ソフトウェアライセンス使用許諾契約画面
ソフトウェアライセンス使用許諾契約画面で、ライセンス契約書の条項に同意し、
「はい」ボタンを押下します。

5. インストールディレクトリの選択画面
インストールディレクトリの選択画面で、インストールディレクトリを指定し
(デフォルトで/sun/webserver7)「次へ」ボタンを押下します。

インストール先のディレクトリが存在しない場合、ディレクトリを作成します。

6. インストールのタイプ選択画面
インストールのタイプ選択画面にて、インストール方法を選択します。
今回は、クラスタ構成を組むため「カスタム」を選択し「次へ」ボタンを
押下します。

7. コンポーネントの選択画面
次に、インストールするコンポーネントを選択します。デフォルトでは
「サンプルアプリケーション」は選択されていませんが、今回は「すべて選択」ボタンを
押下し、すべてのコンポーネントをインストールします。

8. Java設定画面
次に、Java設定画面にてJava 2 SDK ,Standard Editionをインストール・設定します。
今回は、Web ServerにバンドルされているSDKをインストールします。

9. 構成のタイプの設定画面
次に構成タイプを選択します。
ここで、構成について説明します。
Web Server 6.1までは、同一の設定情報を持つWebサーバを構築するために、
それぞれのWebサーバ管理画面にて、同じ設定を各サーバ毎に設定しなければ
なりませんでした。
しかしWeb Server 7.0からは「管理サーバ」「管理エージェント」という
構成タイプに分かれ、複数の管理エージェントを単一の管理サーバから設定可能に
なりました。管理サーバから設定を行うとJMX経由で管理エージェントに対して
設定が施されるようになっています。
例えば、あるWeb Applicationをデプロイしたい場合、WS 6.1まではそれぞれの
管理画面よりデプロイの処理を実施しなければなりませんでしたが、WS 7.0からは
単一の管理画面よりすべての管理エージェントに対して同一のアプリをデプロイ可能
になっています。

ここでは、構成のタイプの設定画面にて、「管理サーバ」を選択し「次へ」ボタンを
押下します。

10. 管理サーバ設定画面
管理サーバ設定画面にて下記を入力し、「次へ」ボタン
を押下します。

11. Web Serverインスタンス設定画面
Web Serverインスタンス設定画面にて、デフォルトで作成されるインスタンスの
設定を行います。「次へ」ボタンを押下します。
(ここで作成するインスタンスは後で削除するため、デフォルトの
 設定のままで設定を行います。)

12. インストール準備画面
以上で、インストールの準備が完了いたしました。「今すぐインストール」ボタンを
押下し、インストールを行います。

13. インストール画面
インストール中は下記の画面が表示されます。

14. インストール完了画面
インストールが正常に完了すると下記の画面が表示されます。

15. 管理サーバの起動
ここで管理サーバを起動します。下記のメッセージが出力された後、
ブラウザより「https://jse8-026:8989」にアクセスし、
正常に管理サーバが起動されていることを確認します。

jse8-026> /sun/webserver7/admin-server/bin/startserv
Sun Java System Web Server 7.0 B06/18/2006 10:03
info: CORE3016: daemon is running as super-user
info: CORE5076: Using [Java Hotspot(TM) Server VM, Version 1.5.0_06] from [Sun Microsystems Inc.]
info: WEB0100: Loading web module in virtual server [admin-server] at [/admingui]
info: WEB0100: Loading web module in virtual server [admin-server] at [/jmxconnector]
info: HTTP3072: admin-ssl-port: https://jse8-026:8989 ready to accept requests
info: CORE3274: successful server startup
jse8-026>

正常に管理サーバが起動されている場合、下記のログイン画面が表示されます。

16. 管理エージェントのインストール
次に、もう一台のマシン(jse8-027)に管理エージェントとしてWS 7.0をインストールします。管理エージェントのインストールは、管理サーバのインストール手順の
「1. プロダクトの入手」~「7. Java設定画面」までは同様の手順にて実施します。
「7. Java設定画面」の設定が完了すると、「構成のタイプの設定画面」にて
「管理インスタンスを管理エージェントとして設定する」を選択し「次へ」ボタンを
押下します。

17. Administration Agent Settings画面
管理エージェントの設定画面にて下記を入力し、「次へ」ボタンを押下します。

18. インストール準備完了画面
以上で、インストールの準備が完了いたしました。「今すぐインストール」ボタンを
押下し、インストールを行います。

19. 管理エージェントの起動
インストールが正常に完了した後、管理エージェントのプロセスを起動します。
jse8-027> /sun/webserver7/admin-server/bin/startserv
Sun Java System Web Server 7.0 B06/18/2006 10:03
warning: CORE1251: On HTTP listener admin-ssl-port, server name jse8-027 does not match subject “jse8-026” of certificate Admin-Server-Cert.
warning: CORE1250: In secure virtual server admin-server, host jse8-027 does not match subject jse8-026 of certificate Admin-Server-Cert.
info: CORE3016: daemon is running as super-user
info: CORE5076: Using [Java HotSpot(TM) Server VM, Version 1.5.0_06] from [Sun Microsystems Inc.]
info: WEB0100: Loading web module in virtual server [admin-server] at [/jmxconnector]
info: HTTP3072: admin-ssl-port: https://jse8-027:8989 ready to accept requests
info: CORE3274: successful server startup
jse8-027>

20. 管理サーバのデフォルトのインスタンスの削除
最後に、管理サーバにインストール時にデフォルトで作成される
インスタンスを削除します。下記のコマンドを実行して下さい。

jse8-026> ./wadm –user=admin
admin-user-password を入力してください> adminadmin(←実際は非表示)
Sun Java System Web Server 7.0 B06/18/2006 10:03
wadm> delete-instance –config=jse8-026 jse8-026
CLI201 コマンド ‘delete-instance’ は正常に実行されました
wadm> delete-config jse8-026
CLI201 コマンド ‘delete-config’ は正常に実行されました

以上で、管理サーバ、管理エージェントのインストールが完了いたしました。
現時点では、管理サーバ・管理エージェントが存在するだけで、インスタンスが
存在しません。
そこで次回は、クラスタ環境の構築、クラスタ環境の検証用のアプリを使用した
高可用性の検証を行います。

2006年6月21日 at 8:30 午前

Sun Java System Web Server 7 Technology Preview

本日から数回に分けて、次期 Web Serverである、
Sun Java System Web Server 7の新機能について
まとめてみたいと思います。
Sun Java System Web Server 7は現在、テクノロジー
プレビュー版として下記のURLより入手が可能です。
機能検証等を目的として御自由に御試し頂ければと思います。

SJS Web Server 7 Technology Preview版 入手先

今回、SJS Web Server 7では非常に多くの新機能が盛り込まれています。
下記に、新機能の一覧を示します。


  • JMX Based Management Infrastructure
  • Redesigned Administration Server Interface
  • Command-Line Interface Support
  • N1 Grid Container (Service Provisioning Support)
  • Consolidated Configuration Files
  • Java Servlet 2.4 and Java Server Pages (JSP) 2.0 Support
  • JavaServer Pages Standard Tag Library (JSTL) 1.1 and Java Server Faces 1.1 Support
  • JNDI Support
  • Java Database Connectivity and Connection Pooling Support
  • Java SE 5.0 Support
  • JavaWeb Services Developer Pack 2.0
  • Session Replication Support
  • Extensive Real-Time Monitoring Support
  • Integrated Reverse Proxy Plug-in and FastCGI Plug-in Support
  • Enhanced Security
  • Elliptic Curve Cryptography
  • NetBeans 5.0 Support
  • Sun Java Studio Enterprise Support

このように、非常に多くの機能が盛り込まれていますが、
Web Server 6.1から7にかけて、特に大きな変更は、
Session Replicationの機能がサポートされたことです。
今までは、Session Replicationの機能がなかったため、
Webサーバだけで高可用性を実現することはできませんでした。
そこで、EJBコンテナを利用しないWebアプリケーションでも
高可用性を実現するためだけにApplication Serverを
導入された方も多いかと思います。
今後、EJBを使用しないWebアプリケーションで高可用性を
実現したい場合、Webサーバで可能になります。
下記に、WebサーバとApplication Serverの比較を記述いたします。






Web Server 6.1Web Server 7.0Application Server 8.x EE
高可用性有(On Memory)有(HADB)
Servlet,JSPServlet 2.3,JSP 1.2Servlet 2.4,JSP 2.0Servlet 2.4, JSP 2.0
EJB ContainerEJB 2.1
実行環境32bit/64bit32bit/64bit32bit




※ WebサーバとApplication Serverで高可用性を
実現する方法が異なります。共有するセッション情報の保存先として
Application Serverでは外部 Data Base(High Availability Data Base[HADB])を
使用しますが、Webサーバではメモリを使用します。
HADBによるセッション保持
SJS Application Serverでは高可用性を実現するために、HADBを使用します。
HADBはApplication Serverのプロセスとは独自にDB用のプロセスが存在します。
そこで、Application Serverの再起動等が発生してもセッション情報がHADBに
格納されているため、Application Serverの再起動後にそのまま同一セッション
を利用可能です。そのため高可用性を実現するためにはHADBの方がより優れています。
メモリによるセッション保持
WS 7.0では高可用性を実現するために、メモリを使用します。
そこで、すべてのWSが再起動された場合、保持していたセッション情報がすべて
クリアされ再度セッションを確立しなければなりません。
多くのWeb Applicationの場合、高可用性を実現するために、メモリ上に
保持しておくだけで十分です。またセッション情報をDBに格納(ディスクアクセス)する
よりメモリ上で格納する方がより軽量ですみます。
しかし、エンタープライズ向けのミッションクリティカルなWeb Applicationの場合、
あらゆる障害や管理面を想定しHADBを御利用頂ければと思います。
次回から、Web Server 7のインストール方法、
Session Replicateの設定方法を説明します。

2006年6月20日 at 11:50 午後

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