もう Java EE 6 でいいんじゃない?

2011年4月21日 at 11:31 午前 2件のコメント

本日、「Oracle ダイレクトセミナー」で Java EE 6 の詳細説明を行います。当初 GlassFish についても説明する予定でしたが、本日は GlassFish の説明は殆どなく Java EE の説明に集中します。また本エントリ中に今日発表で使用するプレゼンを添付します。全部で P 132 程あり1時間のセミナーでは全てを伝える事はできません。ただ、本資料を見て頂く事で、Java EE 6 に含まれる技術について理解して頂けるのではないかと思います。Java EE 6 について全体像を理解したい方は是非ご覧ください。(必要な場合、SlideShare からダウンロードしてください。)
※ Bean Validation, DI/CDI については別途追加予定です

本セミナーでは、Web コンテナ (Servlet/JSP/Tomcat で十分) と思われている方、また Web コンテナに対して後からフレームワークを付け加えれば十分と思われている方は是非一度聞いてみてください。Java EE はもう重量級の扱いにくいフレームワークではありません。また Java EE のアプリケーションサーバはメモリも消費するし、起動時間もいっぱいかかると思っている方もまだまだ多いかと思います。そのようにまだ思っていらっしゃる方は是非認識を変えてください。Java EE 6 の参照実装であるオープンソースの GlassFish (Web プロファイル版) は、Tomcat と同程度の時間で起動(数秒)しますし非常に軽量です。
実際にインストールから設定、クラスタ環境の構築までを 7分半程でできます。(インストール、構築デモはコチラ)
もちろん、Java EE 6 の技術に対して追加で別フレームワークを利用したいという方もいらっしゃるかと思います。Java EE 6 はそういった要望にも応えるべく、プラガビリティを要しており他のフレームワークの追加導入も可能です、さらにフレームワーク毎の設定を独立して管理できるようになっていますので、今までのように web.xml の地獄から開放され、運用管理性の向上、設定内容の変更等の保守性も大幅に向上します。

インフラ構築時間や開発環境の統一等に多くの時間を掛けるのはもうやめましょう。他のフレームワークの長所を取り入れかんたんに開発ができるようになった、標準技術である Java EE 6 を是非ご使用ください。そして、Tomcat をまだ使いつづける位なら、オープンソースの無償版 GlassFish を是非お使いください。

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