日本マイクロソフトに入社して1年が経ちました
日本マイクロソフト株式会社に入社して、本日(2016/07/13)で丁度1年が経ちました。
※ 明日だと思っていたのですが、実は今日でした。(^_^;) ブログを書いたのが 7/14 でした。
「マイクロソフトでの 1 年」
2015/07/14 : マイクロソフトのエバンジェリストとして活動開始
この1年は本当にあっという間で、まずは転職者の誰もが必ず通る「新しい環境に慣れる」、「人脈を作る」のに多少時間がかかりました。当初は、マイクロソフトという会社に入社した事に対して、とてもワクワクする一方で、本当に自分のキャリアがここで適合できるのか不安になった所もあります。しかし、そんな杞憂はまったく無く、同僚のエバンジェリストの皆様や会社が、とてもあたたかく迎えてくれました。
たとえば、エバンジェリスト部門では、「職場改善委員会」というのが作られており、入社早々そちらに参加させていただきました。そこでは新入社員が入ってきた際に、いち早く会社や部門に溶けこめるように、部署内でどうしたらよいのか改善方法をさぐったり、新入社員だけでなく部門内の社員がどうしたら部署内で快適に過ごせるのか?!といったような内容をグループの代表が集まって話し合い、そして改善につながる行動を実際に行ってきました。
また、日本マイクロソフト株式会社の社長である平野さんは、こういった言葉を私たち新入社員に投げかけてくださいます。
平野社長:マイクロソフトを選んでくれてありがとう !!
平野社長:マイクロソフトに慣れないでください !!
平野社長:様々な人がいることを認め、相手を知り、新しい考え方、やり方を受け入れよう
こうしたメッセージを出してくださる社長の元で働けるのは、社員としてとても嬉しく思っています。実際に、平野社長と初めてお会いし挨拶をさえていただいた際に、「ようこそおいでくださいました!!」といってくださった言葉は今でも忘れることができません。
今、マイクロソフトには色々なバックグランドを持った方がたくさんいます。もちろん日本法人が設立されてからずっと長く会社の成長のために働いてきてくださってきている方や、私のような 2015-2016 年に入社したいわゆる新入社員。そうした今の社員すべてが、力をあわせて相乗効果を発揮してより良い会社にしていくためには、お互いを否定するのではなく、受け入れて学びあっていく姿勢が大事なのだと思います。
この 1 年は、自分自身十分な結果を出せているのか疑問ですが、次の 1 年は、自分が築いてきたキャリアを、そして自分にしかできない事を、このマイクロソフトで活かせるように、今年以上にもっともっと成果や結果を出していきたいと思います。
「Java 業界の 1 年と私」
Java 業界にとっても、この 1 年は激動の年だったのではないかと思います。1 年前には私自身、全く予想だにしていなかった事が色々とおきました。
オラクルを辞める時に、「2015/07/10 : Time to move on…」のブログエントリを書きました。一部の文章を抜粋します。
私のエンジニア人生は、ずっと Java と共にありましたし、私を育ててくれたのも Java です。会社が変わっても私は Java のファンでいつづけたいと思います。そして今後は皆様と共に、外の世界から Java を応援し何らかの形で関わりたいと思います。
この内容はまったく変わらず、会社が変わっても、マイクロソフトの Java エバンジェリストとして、そして 先日ご紹介した「日本で 2 人目の Java Champion になりました」の通り、Java Champion として、引き続き外の世界から Java を応援していたいと思います。
その際、Java の将来の事を一番大事に思い、Java コミュニティ・メンバーの一員として、そして Java Champion として、オラクル社に対して良いところは良い、悪いところは悪い、さらにお願いをする事もあれば、お願いをされる事もある、そんなフラットで中立・そして良好な関係を築いていければなと思っております。
たとえば、煽りや憶測、風評被害のような内容が世に出た場合は、冷静に判断しオラクルを擁護することもありますし、逆の場合もあるかと思います、それが正しい Java Champion の姿であり、Java コミュニティの一員の仕事だと思いますので、良いことは良い、悪いことは悪いと正しいことをしていきたいと思います。
ぜひ、引き続き皆様今後ともどうぞよろしくお願いします。
#てらだよしおがんばる
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