Java サーバ利用状況アンケート結果の公開

2016年4月25日 at 12:35 PM

皆様、先日は Java のサーバの利用状況に関するアンケートにお答えいただきまして誠にありがとうございました。私個人からのアンケートについて「1 週間で 669 名」という、非常に多くの皆様からご回答いただきまして心より感謝しております。

本日は、その結果をここに公開したいと思います。本結果について私は一切手を加えておりませんので、その点は信用ください。

※ 投票時に途中結果をご覧いただけないよう設定したのは、数が少ない場合に不本意な団体票が入るのを避けるためでした、その点をどうぞご理解ください。

本アンケートはとても興味深い結果を得ることができました。


 この結果に対し、皆様それぞれがそれぞれの目線でいろいろな見方をすることができるかと思います。
 まず、Tomcat は今なお圧倒的に利用者が多いようです。この結果を見る限りビジネス視点で Tomcat 利用者のための情報提供は重要という見方ができます。また一方で、古くからサーバ・サイド Java 開発に携わる方の中にはシェアがずいぶん落ちてきているという見方をする方もいらっしゃることでしょう (かつては 5 割を超えていたと思います)。

 また、今回、GlassFish が2位につけているのも、私が過去 GlassFish のエバンジェリストであったこと、さらに本ブログでも GlassFish に関する技術情報を多く掲載しているために多いと見ることもできますし、GlassFish や他の Java EE 準拠サーバの利用者数をあわせてみると、Java EE が、日本で広く採用されているだろうことを想像できます。
ここで、元 GlassFish のエバンジェリストとして1点皆様にアドバイスがございます。現在、GlassFish をご利用の皆様は、10 番目にランクされている Payara Server への移行をお勧めいたします。Payara Server は GlassFish を Fork して実装されている製品で、24H/7 のサポートを提供する製品で、GlassFish に比べバグ修正が頻繁に行われ安心です。GlassFish の GUI 画面や CLI のコマンド操作感はそのままに、よりクオリティの高い製品をご利用いただくことができます。

 3位に、組み込みコンテナが入っているのも特筆すべき内容です。その多くは Spring Boot かと想定しますが、昨今注目を浴びている Microservice アーキテクチャを実現するためこれらの利用者が急激に増えてきているのではないかと想定します。今後、Spring Boot, WildFly Swarm, Payara Micro といった、コンテナ・レスの技術も注目です。

最後に、
本アンケートへのご回答に関し、企業におけるサーバ選定の意思決定者がどの程度含まれているかがわからないため、実現場では上記データとは変わる可能性もあります。しかしながら、私のブログをご覧いただいている方や、Java コミュニティに所属する方々、アンテナ感度の高いエンジニアの皆様が今何を選定しているのかを、この結果から理解していただくことができるのではないかと思います。
この結果を元にそれぞれの企業・技術者が、今何をすべきか、何を選択すべきか考える材料にしていただければ誠に幸いです。

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Java サーバの使用状況のアンケートのお願い GlassFish から Payara 移行のススメ


Java Champion & Evangelist

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このエントリは個人の見解であり、所属する会社の公式見解ではありません

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