Archive for 8月, 2008

GlassFishが大変なことになっています!!

こちらで、GlassFishがたいへんなことになってます。
GlassFishが。。。。

2008年8月18日 at 7:57 午後

SOAって何? Part2 ー 積み木作りといっしょ!!



エンジニア以外の人にも「分かりやすく、かんたんに」を実現

しようとしているのがSOA



ガートナーのロイ・シェルテが1996年に名付けたSOAが

こうなのかはわかりませんが、私の中では(Sunではなく)

このように考えるととてもすっきりしています。





今までの歴史は、開発者にとって「分かりやすく、かんたんに」を

目指してきました。







アセンブラから始まり、手続き型、モジュール化、オブジェクト指向へと

進化してきたのですが、言語の進化、開発ツールの進化の過程により開発者に

とっての「分かりやすく、かんたんに」は随分進化しわかりやすくなってきました。



一方でITエンジニア以外がシステムを理解するためにはどうでしょう?



たとえば、会社の社長が社内のシステムの全体像を理解して

有効活用させたいと考えます。



その場合、恐らく既存のシステムを理解する所からつまずくでしょう。

なぜなら、今あるシステムのドキュメントは開発者には

分かりやすいものですが、詳細すぎて社長をはじめ、ITに精通していない人には

全体像を理解するには難しすぎるからです。



開発者が作成したUML図を開発者以外が見てもよくわからないからでしょう。

ですので、開発者以外の人がシステム全体を理解しやすいように、

ITシステム基盤を構築するアーキテクチャをSOAと読んでいます。





ポイント:


詳細な設計資料から全体像を把握するのは困難





これを積み木に例えて、積み木で家を作る時を考えましょう。

最もかんたんな家は下記の絵のように、四角の木が2本と三角の木が

1本あれば家をつくる事ができます。







この時、家の全体像を把握したい人(社長)は四角の木が2本と三角の木が1本あれば

できることを理解すればよいのです。

木の材質(どの言語でつくられているか)や木がどのように作られたか

(内部的にどのように実装されているか)は(社長は)知らなくてもよいのです。



これをサービスに置き換えて考えると、それぞれの木をサービスとして

おきかえてみてください。



Javaで実装されたサービス:



● サービスA(四角の木)

● サービスB(四角の木)



.Netで実装されたサービス:



● サービスC(三角の木)



どの言語か、どのような実装かは理解しなくても、単にサービスA、サービスB、

サービスCという抽象度の高いコンポーネントからシステムが作られていることが

理解できれば、今までよりも明らかに分かりやすくなります。



ここではサービスとしてJavaや、.Netを例にあげていますが

言語はなんでもよくまた、サービスの連携もプログラム言語だけでなく、

汎用機や、DB、ERPなどのデー連携などでもよいです。



ポイント:


SOAが目指す「分かりやすく、かんたんに」は開発者、システムエンジニア向けではなく、

エンジニア以外の人が見てもITシステムの全体像を分かりやすくすることです。



次回は、SOAで「柔軟さ」が必要なわけを説明します。


2008年8月18日 at 6:00 午前 2件のコメント

SOAって何?



ブログのコメントにSOAって何?とご質問を頂いたので、

私なりのSOAの解釈についてまとめたいと思います。

まぁ、私も数年ぶりにSOAに触れているので、

間違った解釈もあるかもしれないですが、そこはお許しください。



SOA=サービス指向アーキテクチャです。



なんていう怒られちゃいそうですが、(^_^;)


サービス指向っていうのは今までもずっと開発の

歴史の中にあった、人間にとって「わかりやすく、かんたんに」

を考えた先のアーキテクチャなのです。

プラスするならばシステムに柔軟さを持たせるためのアーキテクチャです。



SOAのポイント:


● 分かりやすく

● かんたんに

● 柔軟に





SOA導入により目指すべきゴール:


● 企業ITシステムの全体最適を行う

● 柔軟に企業のIT基盤を変更できるようにする





詳しく説明すると長くなりそうなので何回かに分けて書きます。



次回は、誰にとって「わかりやすく、かんたんに」?

2008年8月18日 at 5:00 午前

オープンソースは進化を体感できる



SailFin 1.0 (Sun GlassFish Communication Server 1.5)のα版が

下記より入手できるようになりました。



SailFin 1.0α版ダウンロード



今月末には、GlassFish ESBのEarly Access版もリリースされる予定です。



SailFinもGlassFish ESBも共に年末には正式版の入手ができるようになる予定ですが、

このように製品が正式にリリースされる前から、試して頂けるのはオープンソースならではです。



SailFin,GlassFish ESB共に御興味のある型は正式版のリリース前から是非

触ってみてください。


2008年8月13日 at 7:30 午後

GlassFish v2 update Release 2



GlassFish v2 update 2がリリースされたようです。



GlassFIsh v2 update release 2


Sun Java System Application Server 9.1 update2





このリリースで修正されたバグ一覧:

• [6597868] When add/removing “additional properties” for a JDBC pool, I have to restart glassfish

• [6611251] Restore Virtual Server’s Root Context Behavior from GlassFish v1

• [6618420] Make Application server DAS able to communicate to remote node-agents and instance thru firewall

• [6647594] HTTP Status error messages should not be Localized

• [6655568] Generated granted.policy file gets truncated when you redeploy the application

• [6660443] Web Container not honoring the application to virtual server mappings for ServletContextListener

• [6670460] Upgrading a MQ resource adapter failed : zipFile (/usr/share/lib/imq/imqjmsra.rar) doesn’t exist

• [6672732] DAS GUI can get confused, and report an error that a property does not exist

• [6689309] Admin GUI monitoring display refresh button no use

• [6698604] Stand-alone instances sometimes obtain files from other instances on syncing to DAS at startup

• [6702146] App server hangs when trying to stop domain due to JMX related issues

• [6704722] HttpServletResponse.encodeURL() unconditionally appends jsessionid newly created session

• [6706296] exception during deploy if class-suffix > 1024

• [6707850] WEB0113 error targeting web modules on virtual servers in a cluster not seen on standalone instance

• [6709765] bad response times with HTTPS when acceptor-threads >1 with multi-cpu system

• [6714827] Integrating Metro 1.1.3 in 9.1UR2Patch02

• [6714898] Integrate new JBI with the final ML resource bundle translations

• [6717137] Multiple deploys can corrupt domain.xml


2008年8月11日 at 7:20 午前 1件のコメント

今さらSOAを始める

ブログの更新も中々できなかったのですが、

実は少し理由がありまして、今年から私も

SOA系の製品(Sun JavaCAPS)を担当することになり、

ここ数週間SOAについて再勉強をしていたわけです。

  #もちろんGlassFishもやり続けるので

  #GlassFishに御興味のある方もご安心ください。



  #これから書くことはSOA信者やSOAについて

  #詳しい方からすると今更何いってんの?

  #なんて思われるかもしれませんが、

  #私なりに今のSOA(SOA製品)を見つめて感じたことを

  #直感で書いてみてますので、お許しください。



SOAは数年程前に騒がれだしてましたが

実は私はあまりSOA(SOA製品)にほとんど興味を持ってませんでした。

  #こんな事公でいったら怒られるかな?

  #でもベンダーの中にもこういう風に思う人がいても

  #いいのかもと思います。



Sunが旧SeeBeyondを買収してからもSOAについて???

な所が多々あり、SOAを導入すると変化に強いIT基盤を構築できる

と言われても、うーんとうなる事ばかりであまり私自身関心も持てていませんでした。



恐らく、その当時は私の中でSOAに対する理想論と現実の狭間が不明確で、

各ベンダーがいう「SOAを導入すれば将来ハッピーになる」、なんてことは

全く信じられず、疑いしか持ってませんでした。

(私にとってそんなイメージだったので、本当にいってたっけかなぁ?)



また、どこから始めればいいのかわからないし、当時(今から数年前)は

SOAで失敗したプロジェクト等も多数見ていたので、概念的には

よさそうだけど実際には使えないんじゃないの?なんて思ってました。



SOAについて私はあまりにも不振を持ちすぎていたので

当時色々な人と飲みの席でSOAについて熱い議論をしては

私のその疑念を打ち破ってくれる明確な回答は得られず、

結果として、GlassFishが好きでのめり込んで行った経緯があります。



でも、今回再度勉強を初めてみて少しずつ私の勉強不足だったんだな、

と思うようになってきています。もしかしたら時が経ったからかもしれませんが、

時が経過しベンダーやSIerの方々が多くの失敗をし、失敗からから多くを学んだ事により

より現実的な視点でSOAを捉え始めてきているので、理想と現実の境界線が分かり易く

なってきているのかもしれません。



私は自分が本当に良いと思ったものを、良いと思った所を

お客様に紹介したいので、まずは自分がSOAについて理解

しなければ何もできません。



私なりのSOAの解釈と現実的に始められるSOAについて少しずつまとめて

いけたらいいなと思っております。


2008年8月10日 at 9:50 午後 2件のコメント

新しい投稿


Java Champion & Evangelist

Translate

ご注意

このエントリは個人の見解であり、所属する会社の公式見解ではありません

カレンダー

2008年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

カテゴリー

Twitter

clustermap

ブログ統計情報

  • 1,263,629 hits

RSSフィード

アーカイブ